どうも、ハイドです!2016年8月2日、世界一周54カ国目はベネズエラの古都、メリダ。今回は、普通の観光では絶対に出会えない、現地ベネズエラ人の家庭に招かれた「一生忘れられない1日」の体験をリアルにお届けします!
ベネズエラの家庭料理に感動!メリダで触れた現地人の優しさと旅の流儀
予定外のサプライズ!ベネズエラ人の家庭へお呼ばれ
実は前日、宿によく顔を出している現地女性のエクスペランサさんに「ご飯を食べにおいで!」と誘われていたんだ。でも、約束の夕方4時を過ぎても彼女は現れず……。連絡も取れなくて、「もしかして忘れられちゃったかな?」なんて、旅仲間の良平さんと少しモヤモヤしながら、結局中華料理を食べて過ごしたんだよね。
翌朝、リベンジとして「今日こそはステーキの最高部位、シャトーブリアンを食べに行こう!」と意気込んで準備をしていた、まさにその時!
「家においで!一緒にご飯を食べよう!」
と、驚くようなタイミングでエクスペランサさんが満面の笑みで登場!すでにお腹はペコペコだったけど、彼女の熱烈な押しに負けて、急遽メリダの郊外にある彼女の自宅へ向かうことになったんだ。
ロープウェイとバスを乗り継ぎ、未開の集落へ
メリダの街からロープウェイに乗り、さらにバスを乗り継いで移動。たどり着いたのは、未舗装のオフロードが続く、静かでのどかな集落だった。放置された道や、家族が食べる分だけを育てているような小さな畑が並ぶ景色は、都会の喧騒を忘れさせてくれる空気感がある。
ただ、この時の僕は空腹が限界……(笑)。元気がないのがモロに顔に出ていたのか、エクスペランサさんに何度も「大丈夫?」と心配されながら、ようやく彼女の家に到着したんだ。
胃袋に染み渡る!質素だけど最高に「旨い」家庭料理
席に着くなり、彼女がすぐに用意してくれたのは「ピクロ」と「チーズ」。
一口食べた瞬間、「旨えぇぇぇ!」と思わず心の中で叫んだ。空っぽの胃袋に優しい味がゆっくりと染み渡っていく感覚。続いて出してくれたプラタノ(調理用バナナ)や野菜炒めも、素材の味が引き立っていて本当に絶品だったんだ。
大袈裟かもしれないけれど、お腹が空いている時に人の温かさを感じながら食べる料理ほど、心に響くものはないよね。ざわついていた胃袋も、すっかり落ち着いて幸せな気分に包まれたよ。
プロ意識に脱帽!旅仲間・良平さんから学んだ「旅をカタチにする方法」
食事の後は、一緒にいた自転車乗りの「チャリダー」良平さんの独壇場!彼は旅の記録や資料を広げて、エクスペランサさんと娘のビクトリアに自分の旅のプレゼンを始めたんだ。これには僕も大きな衝撃を受けた。
【良平さんのここが凄い!】
- 視覚的なプレゼン:地図や写真、地元の新聞に取材された時の切り抜きをフル活用。
- 言葉の壁を越える工夫:スペイン語が完璧じゃなくても、資料があるから相手の理解度が全然違う。
- 圧倒的な行動力:現地の新聞社に自分を売り込み、実際に取材を受けるプロ意識。
ただ毎日を消費するだけになりがちな長期旅行の中で、彼は「旅が終わった後のこと」まで見据えて動いていた。娘のビクトリアが目を輝かせて話を聞いている姿を見て、「自分の経験を誰かに伝える力」の大切さを痛感したんだ。僕ももっと頑張らなきゃな!と背筋が伸びる思いだった。
ハイパーインフレの影と、ベネズエラ人が見せてくれた本当の優しさ
別れ際、せめてものお礼にお金を渡そうとしたけれど、エクスペランサさんは頑なに受け取ってくれなかった。今のベネズエラは、ニュースでも報じられている通り深刻な経済危機とハイパーインフレの真っ只中。お金は何よりも必要なはずなのに、彼女は最後まで見返りを求めず、笑顔で僕らを見送ってくれた。
街に戻って食べた中華料理は、インフレの影響でわずか2ドルほど。
あまりの安さに驚くと同時に、どこか申し訳ないような、切ない気分でご飯を飲み込んだ。自分にはどうすることもできないけれど、こんなに温かい人々が住む国が抱える混乱が、一日も早く収まることを願わずにはいられない。そんな一日になった。
今日も読んでくれてありがとう!
メリダの概要
ベネズエラ北西部に位置するメリダは、アンデス山脈の麓に広がる標高約1,600mの都市です。世界最長・最高級のロープウェイがあることで知られ、涼しい気候と美しい景観から、観光や学問の街として親しまれています。

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