ベネズエラで絶望!わずか4日でシャトーブリアンが爆上がりした話
どうも、世界一周中のハイドです!
2016年8月3日、僕は54カ国目となるベネズエラの古都・メリダに滞在していました。
ベネズエラといえば、世界でも有数の「物価が安い国」として旅人の間で有名ですよね。でも、今のこの国で起きているのは、そんな常識を覆すような猛烈なインフレ。事前にブログなどで情報を仕入れて「物価安のメリットが減っている」とは聞いていたけど、まさか自分自身がここまでダイレクトにその波を食らうとは思ってもみませんでした。
たった4日で価格崩壊?シャトーブリアンとの決別
何に一番ショックを受けたかって、それは僕が愛してやまなかった「シャトーブリアン」の値上がりです!
旅の贅沢として楽しみにしていたのに、こんなに短期間でテンションが下がることがあるのかってくらい、ガックリきました。
実は、わずか4日前にも同じレストランを訪れていたんです。その時の感動をもう一度!と思って再訪したのですが、メニューを見て目玉が飛び出そうになりました。
- 4日前の価格:3,400ボリーバル
- 本日の価格:4,290ボリーバル
なんと、たった数日で890ボリーバルの値上がり!
「え、嘘でしょ?」と心の中で叫びましたよ。損した気分になるなっていう方が無理な話です。
しかも、ショックは価格だけじゃなかったんです。運ばれてきた料理を見て絶句。
「なんだこの、芋に芋を添えたような盛り付けは!?」
だって、前回来た時はもっと豪華だったんですよ……。
見てくださいよ、前はもっと彩り豊かな野菜がたっぷり添えられていたんです。値上がりした上に、クオリティまで下がっている。これぞインフレの闇。
追い打ちをかけるように、舌が肥えてしまったのか、前回ほどお肉が美味しく感じられない……。さらに、高級レストランを謳っているくせに、ウェイターの接客態度が最悪なんです。
皿を投げるように置く、オーダー帳を机に叩きつける、そして極めつけは目の前で深いため息。
入店した瞬間からこの対応ですよ。もうね、ここは1回行けば十分。さじ加減を完全に間違えたというか、なんだかもう、ションボリしたランチタイムになってしまいました。
沈んだ心を救ってくれたのは、陽気な靴修理のおじちゃん
「もうベネズエラ嫌だ……」と落ち込みながら歩いていると、少しだけ気分が晴れる出来事がありました。
お気に入りの靴が壊れていたので、路上の階段の踊り場で仕事をしている靴修理のおじちゃんに声をかけたんです。
このおじちゃんが、とにかくめちゃくちゃ陽気!
「任せとけ!」と言わんばかりのテンションで、一生懸命に靴を縫い付けてくれました。修理代は1,500ボリーバル。靴もしっかり直ったし、何よりこの「クソ明るいラテンの人柄」に触れて、さっきまでのイライラがどうでもよくなっちゃいました。やっぱり笑顔って大事ですね。
ベネズエラ名物!札束だらけの闇両替サバイバル
さて、旅を続けるには軍資金の補給が欠かせません。インフレ真っ只中のベネズエラでは、ATMを使うよりも闇両替の方が圧倒的にレートが良いんです。
今回は75ドルを握りしめて両替へ。
レートは1ドル=920ボリーバルという、そこそこの条件。結果、手元には69,000ボリーバルがやってきました。
想像してみてください。1ドルが920にもなるんですよ? 手渡されるのは、信じられないほどの「札束の山」。
最初は丁寧に数えていたけど、もう途中から面倒くさくなって、2・3束だけ確認してそのままカバンに詰め込みました(笑)。この「金銭感覚が狂う感覚」も、ベネズエラならではの体験です。
ツアー会社のパティーちゃんとのスペイン語レッスン
最近の日課は、地元のツアー会社に足を運ぶこと。
そこで働いているパティーちゃんが、僕にスペイン語を教えてくれているんです。
毎日通っているから仲は良いし、すごく親切にしてもらっているんだけど……いざツアーの話になると、パティーちゃん、結構ボッタクってくるんですよね(苦笑)。
「友達価格で安くしてよ!」と言いたいところだけど、彼女たちも生活がかかっている。
「ロスジャノス(大平原)ツアー、行きたいなぁ……」
財布の中の札束と、パティーちゃんの提示する価格を見比べながら、今日も悩みは尽きません。
インフレ、接客、そして人の温かさ。ベネズエラの旅は一筋縄ではいかないけれど、だからこそ面白い。また次の更新をお楽しみに!
最後まで読んでくれてありがとう!
メリダの概要
ベネズエラ北西部のアンデス山脈に位置するメリダは、標高約1,600mの美しい高山都市です。世界一の長さを誇ったロープウェイや、豊かな自然、学生街としての活気が特徴。現在は深刻な経済危機とインフレの影響を色濃く受けています。

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