【ペルー】ピスコ最終日!ケイコ・フジモリの素顔と情熱の夕日を追いかけて
どうも、ハイドです!
南米ペルーを巡る旅も、ここ「ピスコ」での滞在がいよいよ最終日を迎えました。
ペルーに入国してからというもの、街を歩けば必ずと言っていいほど目に飛び込んでくる文字がありました。
「KEIKO」「KEIKO」「KEIKO」「KEIKO」……。
壁という壁、建物の側面、看板。一体、この街を支配しているかのような彼女は何者なのか?
ようやく出会えた「KEIKO」の正体とペルーの政治風景
毎日毎日、ゲシュタルト崩壊を起こしそうなほど見かけ続けたこの名前。
その正体は、当時刑務所に収監されていたフジモリ元首相の娘、ケイコ・フジモリ氏でした。
選挙活動の真っ只中なのか、彼女の名前が刻まれていない場所を探す方が難しいほどです。
「日本人(日系)の血を引いている」と聞いていたので、勝手にもっと和風な顔立ちを想像していたのですが、実際にポスターで見た彼女の容姿は、想像以上にペルーの地に溶け込んでいるように見えました。
異国の地で、同じルーツを持つ人の名前がこれほどまでに連呼されている。そんな不思議な感覚を抱きながら、ピスコの街を歩き回ります。
活気と衝撃が交差する、ピスコの日曜市とメルカド探索
昼過ぎ、地元の人たちの波に身を任せて進むと、ちょうど「日曜市」が開催されていました。
どこの町でも日曜になると広場が市場に変わりますが、正直なところ、並んでいるラインナップはどこも似たり寄ったり。旅も長くなると、そんな光景にも慣れてしまい、少し刺激が足りないかな……なんて思ってしまいます。
しかし、その隣にある常設の「メルカド(中央市場)」へ足を踏み入れると、話は別でした。
まだ見ぬ絶品のペルー料理を求めて、安食堂を探しに潜入してみます。
鼻を突く「生」のエネルギー!市場の洗礼に絶句
メルカドの中は、まさに「生」のエネルギーに満ち溢れています(というか溢れすぎています)。
冷蔵設備なんて洒落たものはありません。皮を剥ぎ取られた牛や鳥が、常温のままズラリと吊るされ、台の上に鎮座しています。
そこから漂う強烈な獣臭……。
正直、これだけは何度旅をしても慣れません。胃の底からこみ上げてくるものを必死にこらえながら、必死に呼吸を整えます。この匂いの洗礼を浴びると、「あぁ、自分は今、異国の生活の真っ只中にいるんだ」と痛感させられますね。
ピスコのローカルスポット情報
- 日曜市: 毎週日曜日に開催。日用品から食料品まで何でも揃う市民の憩いの場。
- メルカド探索: 安くて旨い食堂の宝庫。ただし、生肉エリアの匂いはかなり強烈。
- 現地の食文化: 冷蔵技術が未発達な場所では、素材の「鮮度」と「匂い」が共存する独特の文化がある。
淡い期待と、穴があったら入りたいほどの羞恥心
そんな中、一軒の食堂でとても愛想のいい看板娘に出会いました。
ちょっとした旅の出会いを期待して、夜中に彼女を誘ってみたのですが……。
結果は、彼女のお母さんから鉄壁のガードを食らってあえなく終了。何も起きなかったし、何も起こせませんでした。
ホテルに戻って一人、あまりの情けなさに頭を抱えて悶絶。「死にたくなるほど恥ずかしい」とはまさにこのこと。溜息を吐きながらベッドで丸まっていたら……いつの間にか時間が経っていました。
現在の時刻、17時26分!!
「やばい、日が沈んでしまう!」
時計の読み方すら忘れてしまったのか。社会性も時間感覚も失いかけている自分を呪いながら、私は宿を飛び出しました。
内臓を突き刺す痛み、その先に待っていた祝福のオレンジ
ピスコの海岸まで、全力疾走。普段の運動不足と旅の疲れがたたり、走るたびに内臓のあちこちがズキズキと悲鳴を上げます。
「苦痛を感じてまで走って、もし夕日に間に合わなかったら?」
そんな不安がよぎりますが、今ここで足を止めたら、今日という日がただの「情けない一日」で終わってしまう。その恐怖をバネに、痛みを押し殺して走り続けました。
17時40分、ようやく海へ到着。
呼吸が荒れ、内臓の痛みはしばらく引きませんでしたが、顔を上げた瞬間に視界がオレンジ色に染まりました。
水平線の向こうへ沈んでいく、燃えるようなオレンジ。
それは、今日一日の恥も外聞もすべて包み込んでくれるような、温かい色でした。
「実は、僕の好きな色のベスト2は『オレンジ色』と『緑色』なんだ。」
あんなに苦しんで走ったけれど、この夕日を見られただけで、すべてがどうでもよくなった。
オレンジ色の空が見えて、本当によかった。
よし、満たされた。明日はまた、次の目的地へ移動しよう!

0 件のコメント:
コメントを投稿