しんしょーサーファー、ワンチャコの海でも溺れる!?ペルー北部の波乗り日記
どうも、ハイドです!
旅をしていると、時々無性に「体を動かしたい!」って思うことありませんか?
5月26日、僕はペルー北部の都市トルヒーヨからほど近い、海辺の町「ワンチャコ」にいました。
朝、目を覚ますと聞こえてくるのは、心地よい太平洋の波音。ここはサーファーに人気のスポットで、常にパワフルな波が打ち寄せているんです。

朝食に、昨晩買い置きしておいた(正直あんまり美味しくない…笑)パンをかじりながらビーチへ。
そこには、すでにたくさんのサーファーたちが波と戯れる光景が広がっていました。
「ここには、終わらない波がある。」そんな予感に胸が高鳴ります。
ワンチャコでサーフィン!レンタル料金とおすすめの時間帯
まずは波乗りの準備!海沿いのサーフショップを覗いてみると、驚きのプライスを提示されました。
- レンタル料金:1日30ソル(約960円)
- セット内容:サーフボード + ウェットスーツ
「安い!これなら予算内だ!」と心の中でガッツポーズ。はやる気持ちを抑えて、現地のスタッフから海の状態についてレクチャーを受けます。
【ショップスタッフ直伝のアドバイス】
・見晴らし台の南側:石だらけのリーフポイント。規則的で良い波が立つけど、その分ハードで危険。
・見晴らし台の北側:砂地のサンドポイント。波の形は不規則だけど、転んでも安心でビギナー向け。
・狙い目の時間:夕方4時頃。風向きが変わるので、砂地の方でもいい波が立ちやすくなる!

サーフィン歴8年、でも自称「永遠の初心者」な僕は、迷わず安全な砂地を選択。夕方のベストタイムに向けて、じっくりと精神統一(という名の昼寝)をすることにしました。
【番外編】スコットランド人おじさんとの奇妙な遭遇
待ち時間の間、ブログに書かずにはいられない不思議な出会いがありました。
町を歩いていると、裾の破れたブラウンのシャツを着た、スコットランド人のおじさんに呼び止められたんです。
「日本人大歓迎だ!ぜひ家に来てくれ!」
誘われるがままについていくと、そこはまるでホラー映画のセットのような異様な空間。
コンクリート打ちっぱなしの壁には、脈絡のない色で殴り書きされた落書き。
キーボードの一部だけが着色されたレトロなタイプライターや、絵の具が固まったパレットが散乱しています。
「これらはまだ未完成なんだ。完成したのはトイレだけだよ」
誇らしげに見せてくれたトイレのドアを開けると、そこには目がチカチカするほどの極彩色に彩られた部屋に、ぽつんと便座が置いてありました……。
僕の芸術的感性が未熟なのか、全く共感できない(笑)。
差し出されたジャスミンティーを飲みながら会話を試みるも、おじさんの英語は独特で聞き取りにくい。
そんな中、何度も耳に入ってきた「Glamorous(グラマラス)」という単語。……どうやらおじさん、僕に別の意味で興味を持ってしまったようです。
「これは長居は無用だ!」と察し、帰りたいと伝えると、意外にも素直に鍵を開けてくれました。
手土産に渡された新聞紙は全部スペイン語で読めず、速攻でゴミ箱へ。メルカド(市場)で食べたご飯も不味かったし、何だか散々な待ち時間でした。
いざ入水!冷たい太平洋の波に揉まれて
日が傾き始めた頃、再びサーフショップへ。自由奔放な店員さんにようやくボードを用意してもらい、ワックスをたっぷり塗って、いざ出発です!
ショップの教え通り北側のビーチに向かいましたが、入ってみると足元は石だらけ!
「話が違うじゃないか!」と悶絶しながらも、ボードに体重を預けて沖を目指します。
パドリングで白波を越え、なんとかゲッティングアウト成功。
キラキラと太陽を映し出す水面。水平線からやってくるうねりを見つめていると、都会の喧騒を忘れます。
「次にくる波が、自分を運んでくれるかもしれない」
このドキドキ感が、サーフィンの醍醐味ですよね。
大きなうねりに合わせて、クタクタの腕を振り回して全力パドル!
一度は波に置いていかれそうになりましたが、次の瞬間、ボードが波を捕まえてグンッと加速する感覚が伝わってきました。
「立った!」と思った瞬間、体が宙を舞い、冷たい海の中へドボン。5月のペルーの海は、冬の訪れを感じさせる冷たさでした。
結局、満足にテイクオフはできなかったけれど、波と一体になれた喜びは格別。
8年やっても上手くならない。自分には向いていない遊びなのかもしれない。けれど、やっぱり僕は海が好きなんです。
夕陽を眺めながらの至福の一杯
ボードを抱えてビーチに戻ると、体はもうグロッキー。
でも、登山の疲れとは違う、突き抜けるような爽快感がありました。
視力の悪い僕の目に映る、ぼやけて大きく広がる夕陽。宿の管理人と「今日の色は赤(ロホー)かな?オレンジ(ナランヘ)かな?」なんて他愛もない話をしながら、太陽が水平線に沈むのを眺めていました。
ショップに道具を返すと、「20ソル(約640円)でいいよ!」と謎の割引。ラッキー!
怪我もなく、一日の終わりに海辺で飲んだビールの味は、間違いなく人生最高クラスでした。

写真好きの友人、イディー君とも再会できて、最高の締めくくり。
ワンチャコの波は、少ししょっぱくて、最高に刺激的でした!
最後まで読んでくれてありがとう。
ワンチャコの概要
ペルー北部トルヒーヨ近郊の海岸の町。伝統的な葦船「カバジート・デ・トトラ」が浮かぶ歴史ある漁村であり、現在は世界中からサーファーが集まる南米有数のサーフポイントとして知られ、穏やかな時間が流れるリゾート地です。

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