パタゴニアの聖地フィッツロイに別れを!エル・チャルテンからブエノスアイレスへの絶景移動記
ねえ、信じられる?
あんなに感動したフィッツロイの絶景の代償は、想像を絶する「筋肉痛」でした(笑)。
もうね、一歩歩くごとに足が悲鳴を上げている感じ。
今の僕に「1万円あげるから、もう一回フィッツロイに登らない?」なんて誘う人が現れたとしても、食い気味に「ノー!」って断る自信があるよ。
今の僕にとって、1万円の臨時収入よりも、ふかふかのベッドで心ゆくまでゴロゴロ眠り続けることの方が、何百倍も価値があるんだ。
さらば愛しのエル・チャルテン!旅立ちの準備と小さな交流
でも、旅人は立ち止まっていられないんだよね。次の目的地へ向かう時間がやってきた。
まずはスーパーで移動用の食材を買い出し。いつも愛想よく接してくれたお店のおばちゃんが、今日は欧米風の陽気な挨拶で送り出してくれた。なんだかそれだけで、この町がもっと好きになっちゃう。
宿に戻って、慣れた手つきでパンを切り、チーズとハムをたっぷり挟んで特製サンドイッチの完成!
これが今日の僕の相棒だ。
2月27日:アルゼンチン エル・チャルテンからブエノスアイレスへ
あらかじめ買っておいたカラファテ空港行きのバスチケットを握りしめて、エル・チャルテンのバスターミナルへ向かったよ。
チケット代は375ペソ。残念ながら「学生割引(しんしょー割引)」は適用外だった。
それにしても、パタゴニアの物価というか、交通費の仕組みは不思議。
- エル・チャルテンからカラファテ空港への移動
- 料金:375ペソ(当時のレート)
- 所要時間:数時間の絶景ドライブ
実はカラファテ空港って、街の中心部よりも手前にあるはずなのに、空港行きの方がバス代が高くつくんだよね。
パタゴニアの広大な大自然が地球の神秘でできているように、ここのバス料金体系は「アルゼンチンの不思議」でできているのかもしれない……なんて、柄にもないことを考えちゃった。
一本道の地平線!パタゴニアの空の下を駆け抜ける
バスが走り出すと、窓の外には相変わらずの広い空が広がっていた。
人工物なんてほとんどない、手つかずの自然の中に、スッと一本だけ引かれたアスファルトの道路。
「ああ、もしここを自分の車やバイクで自由に疾走できたら、どれほど最高だろう!」
そんな想像をせずにはいられないほど、パタゴニアの風景はどこまでも純粋で、美しい。

空港での6時間待ち。それは自分と向き合う贅沢なひととき
空港に到着したのは13時半。フライトは19時半だから、なんと6時間もの待ち時間がある。
「え、退屈じゃない?」って思うかもしれないけど、僕はこういう時間が大好きなんだ。
トレッキングでボロボロになった体を休めるには、これ以上ない絶好のチャンス。
破れた服を裁縫したり、思い出をブログに綴ったりしていると、時間はあっという間に過ぎていく。
激しい運動の後の、この静かな時間がたまらなく心地いいんだよね。
南の果てで見つめる世界地図
空港に掲げられた世界地図を眺めて、ふと思った。
「ああ、僕は今、赤道を越えてこんなに遠く、南の果てまで来たんだな」って。
実はここ、行ったことはないけれど、南アフリカの喜望峰よりもずっと南に位置しているんだ。
今回は予算の都合で「世界最南端の街」ウシュアイアに行くのは諦めたけれど、その分、次への夢が膨らんだよ。
いつかお金を貯めて、南極クルーズとセットで訪れてやるんだ!

世界一周の旅に出て、たくさんの「行きたい場所」を制覇してきた。
でも不思議なことに、旅をすればするほど、行きたい場所リストはどんどん増えていくんだよね。
ルートの関係で諦めた場所、もう一度会いたい人がいる場所……。
こうして地図を見ながら自分の足で広げてきた「土地勘」は、僕にとって何物にも代えがたい一生の宝物だと思う。
空から眺める最後のパタゴニア。ブエノスアイレスへ!
運良く飛行機の座席は窓側。離陸して窓の外を覗くと、そこには最後まで僕を圧倒し続けたパタゴニアの絶景が広がっていた。

今回利用したアルゼンチン航空は、軽食も飲み物もサービスしてくれて、本当に快適な空の旅だった。
しかも、復路のチケットは約14,000円という破格で手に入ったから、喜びもひとしお!

ブエノスアイレスに到着したのは夜。パタゴニア仕様の厚着が、クーラーの効きすぎた空港ではちょうどいい。
そのまま空港泊をして、新しい朝が来るのを待つことにした。
パタゴニア、本当にありがとう。またいつか、必ず戻ってくるよ!
最後まで読んでくれてありがとう!
エル・チャルテンの概要
アルゼンチンのサンタクルス州に位置するエル・チャルテンは、「トレッキングの聖地」として世界中の旅人を魅了する村です。名峰フィッツロイやセロ・トーレへの拠点であり、手つかずの絶景を間近に楽しめるのが魅力です。

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