【ウユニ塩湖ツアー2日目】高山病の地獄から復活?南米ボリビアの過酷な絶景冒険記
どうも、世界一周中のハイドです!
3月13日、僕はボリビアのウユニ近郊にいました。
正直に言いましょう。この日の始まりは、人生で指折りの「最悪な目覚め」でした。
高山病の恐怖!意識朦朧で始まったツアー2日目
何時に起きる予定だったのか、それすら定かではありません。気がついた時には、完全に寝坊していました。
昨夜から続く高山病の症状で、すべてが狂っていたんです。
「ハイド、起きろ!」と誰かに呼ばれた気がするし、誰かに体を叩き起こされた感覚もある。けれど、泥のような眠りから意識が浮上しません。
一瞬だけパチッと電気が付いたように意識が戻っても、すぐに深い闇へ引きずり戻される。指一本動かす気力さえ、当時の僕には残っていませんでした。
何度目かの呼びかけで、ようやく体が動き出しましたが、頭は割れるように痛く、体は鉛のように重い。平衡感覚がなくなって、真っ直ぐ立つことすらままならない状態です。
おまけに部屋は暗く、眼鏡がどこにあるのかも見つからない。絶望していると、近くにいた誰かが眼鏡を見つけてくれました。お礼を言う余裕もなく、名前すら確認できないまま、僕は促されるままにツアーのランドクルーザーへ乗り込みました。
砂漠の絶景を前に「想像」しかできなかった理由
車が走り出しても、意識は朦朧としたまま。しばらく経ってから「自分のバックパック、どこに置いたっけ?」とパニックになるほど、判断力が低下していました。
ツアーはどこまでも続く広大な砂漠に差し掛かります。
普通なら「絶景だ!」と飛び出すところですが、車から降りた瞬間、足に力が入らず崩れ落ちそうになりました。結局、砂漠まで歩くことを断念。地面にごろりと寝転がり、視界を遮る大きな岩の向こう側に広がるであろう景色を、ひたすら頭の中で想像していました。
ここで救世主が登場。ドライバーから「コカの葉」と「高山病の薬」をもらったんです。
コカの葉を口に含み、じっと耐える時間。すると、昨日とは違う変化が現れました。
- 頻尿の兆し:昨日はトイレに行っても全く出なかったのに、急に尿意を感じるように!
- 回復のサイン:体内の循環が戻ってきた証拠。これ、高山病が治ってきている証なんです。
- ランクルの猛追:オフロードの道を砂埃を巻き上げ、豪快に川を横切りながら進む。その振動さえ、少しずつ心地よく感じ始めました。
標高4,000mの罠!コーラだと思ったら「魔の飲み物」だった
体調が上向いてくると、強烈に「水分」を欲するようになります。特にスカッとした炭酸が飲みたい。
立ち寄った塩でできた売店で、僕は迷わずコーラを探しました。
観光地価格の20ボリ(約320円)。少し高いけれど、背に腹は代えられません。
「やっとコーラが飲める!」
栓を抜いた瞬間、勢いよく泡が吹き出してきました。一気に喉へ流し込みます。
……ん? 苦い。
これ、コーラじゃない。ビールだ。
標高の高い場所では肝臓の機能も低下します。アルコール摂取は高山病のリスクを跳ね上げる「絶対NG行為」。
しかし、貧乏バックパッカーの悲しい性。高価なビールを捨てるなんてできず、結局すべて飲み干してしまいました。「やっちまった……」という後悔が、喉越しとともに広がります。
最高に盛り上がった宿営地の夜!シラフの戦略勝ち
ようやく辿り着いた本日の宿。頭痛は残っているものの、昨日よりは随分マシです。
夕食の時間、他のメンバーたちが楽しそうにビールで乾杯する中、僕は「間違えて飲んだ1本」の反省を活かし、水で乾杯!
ワインをガブガブ飲んでも平気な顔をしている欧米人たちが、心底羨ましい……。けれど、食事の鶏肉料理は驚くほど美味しく、食欲も完全復活しました。
食後は、トランプ大会がスタート!
「フライフィッシュ」という初めて聞くゲームをそつなくこなし、続く6人での「ダウト」では戦略家として覚醒。
- 圧倒的な勝利:シラフだからこその冷静な判断力で2勝!
- 嘘つき合戦:お互いの目を見合わせながらの心理戦に、言葉の壁を越えて大盛り上がり。
あんなに苦しかった1日の終わりが、こんなに笑える夜になるなんて。
明日はいよいよ、この楽しいメンバーともお別れです。最後までこの冒険を噛み締めたいと思います。
読んでくれてありがとう!
ウユニ塩湖ツアーの概要
ボリビアのウユニ市から出発する1泊2日〜2泊3日の4WDツアー。標高約3,600m以上の高地を駆け抜け、鏡張りの絶景だけでなく、塩のホテル、奇岩群、色鮮やかなラグーンやフラミンゴを巡る、南米旅行最大のハイライトです。

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