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モルドバ・キシナウでスリ被害!ゲイの犯人と消えた財布、東欧一人旅の洗礼

2015年12月12日土曜日

ウクライナ モルドバ ヨーロッパ ルーマニア 世界一周 東欧

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モルドバ・キシナウでスリ被害!親切を装った男「アンドレイ」との攻防戦と東欧一人旅の教訓



ねえ、信じられる?ついにやられちゃいました。財布をスラれたんです!
旅に出る前から、なんとなく「モルドバは行っちゃいけない気がする」って嫌な予感はしてたんだよね。
でも、ウクライナのオデッサからルーマニアのブカレストへ抜けるには、どうしてもモルドバを通るしかなかったんだ。

結局、予感は的中。今回はその「負の連鎖」が止まらなかった、モルドバ・キシナウでのトラブル続きの滞在記をシェアするね。

モルドバ・キシナウでのスリ被害の内訳。世界各国の通貨が散乱している様子

ちなみに、気になる被害総額はこんな感じ。
数えてみたら、思わず「えっ」てなるような金額だったんだ。

  • ウクライナ・フリブナ
  • ポーランド・ズオッティ
  • チェコ・コルネ
  • 5 日本円
  • 5 エジプト・ポンド
  • 350 モルドバ・レイ

なんと、被害総額たったの2,100円相当!!

不幸中の幸いというか、ATMで少額(約20ユーロ分)しか引き出していなかったのが大正解だったよ。


東欧の秘境モルドバの首都キシナウに漂う「アジア感」と独特の雰囲気

夜中にたどり着いた首都キシナウ。翌朝、町を歩いてみたんだけど、正直な感想は「ここ、本当にヨーロッパ?」
イメージしていたキラキラした街並みはどこにもなくて、なんだかタイやカンボジアを彷彿とさせるような、懐かしいアジアの空気が流れていたんだ。

キシナウ市内の荒廃した建物や道路。どこか懐かしいアジアの雰囲気が漂う



キシナウの路上でフリーマーケットを楽しむ現地の人々の様子

路上にはフリーマーケットが並び、人々が群がっている。バックパッカーが珍しいのか、警察には無意味なパスポートチェックと荷物検査をされたよ。態度の横暴さも含めて、やっぱり「アジアっぽい」って感じちゃった。

キシナウ市内にある1980年代風のレトロな外装のマクドナルド

マクドナルドさえも1980年代にタイムスリップしたような外装。でも、ここでWi-Fiが使えたのは救いだったかな。


ロマ族との接触と自称ゲイの男「アンドレイ」との遭遇

キシナウでは野宿をしていたんだけど、そこで遭遇したのがロマ族の人たち。
「プリーズシガレット」と延々と繰り返してくる彼らに、正直イライラは最高潮。無視してもじっとこちらを見てくる不気味さは、言葉にできないほどだった。

ウクライナのオデッサで遭遇した、こちらを睨みつけるロマ族の男

オデッサ駅の窓口でもロマ族に絡まれる。日常みたいに話しかけてこないで!

路上で物乞いをするロマ族の様子

そんな中、バスの待合所で出会ったのが、自称ゲイの男「アンドレイ」
たどたどしい英語と強引なボディランゲージで「俺の家に来い!」と迫ってくる彼に、恐怖と警戒心を抱きながらも、どこか暇を潰していたのかもしれない。

ちょうどサブバッグが破れていたから裁縫を始めたんだけど、アンドレイが手伝うフリをして鞄に触れてきたんだ。今思えば、これがすべての間違いだった。


「You pay she?」巧妙すぎるスリの手口と公開処刑

裁縫を手伝ってくれた親切な地元の女性が去った後、アンドレイが急に変なことを言い出した。
「You pay she?(彼女に金を払ったか?)」
意味がわからず首を傾げていると、彼が鞄をチェックしろと促してくる。慌てて中を見ると、なんと財布がない!

「さっきの女が盗んだんだ」と主張するアンドレイ。でも、彼はさらに怪しい行動に出たんだ。

「ポリスに電話してやる」と言いながら、なぜか俺に「Credit card key(暗証番号)を教えろ」と連呼!
警察が暗証番号を聞くわけないだろ!犯人はお前だろ!

問い詰めると彼は逃走。追いかけて路地を曲がったところで、なぜか彼は財布とクレジットカードを返してきた。「女から取り返してやった」なんて嘘をつきながら。


逃走、そして言葉の壁。モルドバ警察の対応に絶望した理由

現金だけが抜かれた財布。怒りが爆発して、嘘つきのアンドレイを思わずぶん殴ってしまった!
通行人が彼を抑えてくれたけど、ここからがまた大変。ルーマニア語が話せない俺は、第三者に事情をうまく説明できない。

「親切に助けたのに、こいつ(俺)がいきなり殴りかかってきた!」

アンドレイはそう嘘をついているようだった。警察が到着した隙に、彼はまんまと逃走。 結局、パトカーで事情聴取に連れて行かれたけど、署内には英語を話せる人が一人もいない。

  • 指紋採取もしてくれない
  • 犯人の顔写真(ブレてるけど)を見せてもコピーすら取らない
  • 被害届の出し方もわからないまま放置

「悪いことをしている奴が得をするのか」と、遣る瀬ない気持ちでいっぱいになったよ。

事件後、再びATMでお金をおろし、複雑な心境で撮影した一枚

被害額が少なかったのは幸いだけど、心に負ったダメージは大きかった。無警戒だった自分への反省と、現地の人との関わり方の難しさ……。
もう二度とモルドバに来ることはないだろうな。僕は苦い思い出を胸に、次の目的地、ルーマニアのブカレスト行きの夜行バスに乗り込んだ。

読んでくれてありがとう


キシナウの概要

モルドバ共和国の首都であり、同国最大の都市。旧ソ連時代の面影を残す重厚な建造物や、豊かな緑が共存する独特の景観が特徴。観光資源は限定的だが、周辺には世界最大級のワインセラーがあるなど、通好みの旅先として知られる。

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海外未経験で世界一周へ。
家族の反対を押し切り、右も左もわからぬまま飛び出したあの日。 「いつか」を待たずに旅に出たからこそ見えた景色があります。 準備不足でも、反対されても、夢を叶えたい人へ贈る旅ブログ。

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