エジプト・ダハブの夜、路上で稼ぐ!人生初のバスキングに挑戦したリアルな体験記
どうも、ハイドです!
世界中の旅人が「沈没」することで有名なエジプトの聖地、ダハブ。今日は、ここで僕が人生で初めて経験した「バスキング(路上演奏)」の熱い夜について語らせてほしいんだ。
日付は9月12日。時刻はもう夜中。
でも、ダハブのメインストリートはこれからが本番ってくらい、お店の明かりがキラキラしていて、心地よい賑わいに包まれているんだ。
ダハブの夜、痛む足を引きずって向かった「いつもの橋」
実はこの時、足を痛めていて歩くのもやっとだったんだけど、どうしてもやりたいことがあってさ。
びっこを引きながら向かったのは、街の象徴でもある「いつもの橋」。
これまではただの「練習」として外で吹くことはあったけど、今日は違う。
自分の足元に、お金を入れてもらうための「帽子」をそっと置いたんだ。
たったこれだけの動作なのに、急に心臓の鼓動が早くなるのがわかった。
「ただ吹く」のと「お金をいただく」のとでは、意識の次元が全く違う。
お気楽なセッションとはおさらば。一気にプロ(?)としてのプレッシャーが押し寄せてきたんだ。
「間違えられない!」緊張で乾く喉と、初めての1ポンド
道行く人が足を止めてくれるたびに、「音を外したらどうしよう!」っていう緊張感が襲ってくる。
でも不思議なことに、それと同時にワクワクが止まらないんだ。
しばらくして、一人の女の子が近寄ってきて、チャリンと1ポンド硬貨を入れてくれた。
「……超嬉しい!!!」
1ポンドは日本円にしたら、たったの15円くらい。駄菓子一つ買えるかどうか。でもね、この時の僕には、その15円が1万円以上の価値がある宝物のように見えたんだ。
暗がりの街灯の下、必死にハーモニカのキーを読み取っていく。緊張しすぎて口の中はカラカラ、唾液も出てこない。
音が狂うこともあったけど、とにかく無我夢中で吹き続けたんだ。
ダハブの路上で感じた「人の優しさ」とバスキングのコツ
演奏を続けていると、面白いことに続々とコインや紙幣が帽子の中に集まってくるんだ。
自分の活動が、見ず知らずの誰かに評価されている。その事実が、たまらなく誇らしかった。
コインが落ちる音を聞くたびに、エジプトの人たちや旅仲間の温かさが五臓六腑に染み渡る。
【バスキングで感じた大切なポイント】
- 完璧じゃなくてもいい: 下手くそでも一生懸命な姿に人は反応してくれる
- アイコンタクト: 目が合うと、写真をお願いされたり交流が生まれる
- 場所選び: 街のメインストリートや橋の上など、人が立ち止まりやすいスポットが最高
- 恥を捨てる: 最初の一歩さえ踏み出せば、あとは楽しむだけ!
この少し寂れた、でも最高に愛おしいビーチ、ダハブを少しでも活気づけられたらいいな。
そんな大それたことを考えながら、夢中でハーモニカを奏で続けたんだ。
警察の登場!?限界を超えた先のご褒美ビール
気づけば人波もまばらになり、時計の針は深夜12時を回っていた。
そこに、トランシーバーを持ったエジプト人男性が登場。おそらく警察官だろう。
「そろそろお開きかな?」という空気を感じ、今日のステージを終了することにした。
何時間やっていたのか自分でも分からない。休憩なしでコンクリートの上に座りっぱなし。
ずっとハーモニカを加え続けていたせいで、腹筋が悲鳴をあげている。
でも、この疲れが心地いい!
さっそく、稼いだお金を持ってお店へ直行。10ポンドでキンキンに冷えたビールを購入したんだ。
ダハブの売上に貢献しつつ、自分で稼いだ金で飲むビール……。
「……最高にうまい!!!」
これぞ、旅の醍醐味。これぞ、大人の夜遊びだ。
初めてのバスキング収支報告
気になる今回の稼ぎは……
合計:54ポンド(約820円)
物価の安いエジプトなら、これだけで結構豪華な食事ができる金額だ。
まとめ:音楽がある旅は、もっと楽しくなる
初めてのバスキングは、ただの「演奏」以上に、街と一体になれたような素晴らしい経験だった。
まだまだ失敗も多いし、もっと上手くなりたい。でも、音楽が楽しいという気持ちはどんどん膨らんでいる。
ダハブでの新しい「夜遊び」を覚えた僕は、これからもこのハーモニカと一緒に旅を続けるつもりだ。
読んでくれてありがとう!
エジプト・ダハブの概要
シナイ半島に位置するダハブは、世界一安くダイビング免許が取れることで有名なバックパッカーの聖地。透明度抜群の「ブルーホール」や、のんびりした「ダハブ時間」が流れる街並みは、一度訪れると離れられなくなる魅力に溢れています。






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