ヨルダン・アンマン滞在記!自称ボクサーとの決闘とナイフが日常のリアルな治安
どうも、ハイドです!
8月16日、ヨルダンの首都アンマン。今日も空には入道雲も雨雲ひとつなく、やりすぎなくらいの強烈な日差しが降り注いでいます。
「あぁ、もうちょっとリラックスしたいな…」
そんな気分でジュースを買い足しながら歩いていると、ふと風の通る心地よい木陰を見つけました。
人の通りも少なく、のんびりした場所。先の予定ばかり考えてパンパンになった頭を休めるために、過去の思い出を振り返りながらブログを書き始めることにしました。僕にとって、この「振り返る作業」が最高のリラックスタイムなんです。
アンマンで出会った親日家イサムと自称ボクサーの襲来
ブログに集中していると、さっそく「ニーハオ!クンフーホアチャー!」と陽気な声がかかりました。彼の名はイサム。少し外交の話になると、彼は真剣な顔でこう言いました。
「アメリカ、ロシア、中国、イスラエルは嫌いだ。でも日本は大好き。色んな支援をしてくれるからね。」
アジアとヨーロッパの繋ぎ目にある中東諸国。複雑な歴史の渦中にいる彼らの言葉には、教科書では学べない重みがあります。そんな彼の意見に、妙に納得してしまいました。
そんな穏やかな空気の中、血の気の多そうな男が登場。イサムの友達で、英語は全く通じないけれど、あからさまに僕を舐めてかかってきました。
「俺はボクサーなんだ。お前は日本人なら空手ができるんだろ?喧嘩しようぜ!」
ストリートファイト勃発!空手vsボクサー(?)
売られた喧嘩は買うしかない!先手は自称ボクサーの彼。いきなり腕を掴んできて、なんと合気道のような技を仕掛けてきました。手加減なしの捻り!
「痛ってぇ!!……でも、これで火がついたぞ!」
ここからは正当防衛発動です!
上段追い突きを見せつつ、一気に足払いを仕掛けました。ボクサーを名乗る割には足元がお留守で、あっさりバランスを崩す彼。すかさずコメカミに裏打ちを叩き込みます(もちろん寸止めですよ!)。
後ずさりする彼に畳みかけるように間合いを詰め、臀部へ回し蹴り!
どうやら彼は格闘技の経験者ではなかったようで、すっかり戦意喪失。場はしらけましたが、それ以来、彼はなぜか僕に優しくなりました。
ヨルダンの衝撃の日常…みんなナイフを持ってる!?
仲良くなった(?)彼が、突然ポケットから折りたたみナイフを取り出して振り回し始めました。
「ちょっ、なんでナイフ持ってんの!?」と焦る僕をよそに、彼は近くにあった丸いフルーツをカットしてくれました。どうやらザクロのようです。人生初のザクロは、少し甘酸っぱい味がしました。
そろそろ帰ろうと思い、カメラを取り出すと、またしても彼に奪われました。壊されるのも嫌なので好きにさせたら、もう撮るわ撮るわ…。せっかくなので、自称ボクサーが撮影した「アンマンの日常」をアップしておきますね。
イサムがこっそり教えてくれました。「あいつは10歳で学校を辞めて、ずっと路上で暮らしてきたんだ」と。その背景を知ると、かける言葉が見つかりませんでした。カメラも無事に戻ってきて本当によかった。
宿のオーナーが語る「ヨルダンの本当の怖さ」
宿に戻り、オーナーのロアイさんに今日あったことを話しました。「ヨルダンの人って、みんなナイフを持ってるの?」
するとロアイさんは、無言で自分の体の傷跡を見せてくれました。数カ所に刻まれた生々しいナイフの跡。
「数人に襲われて切られた時の傷だ」
ここは日本じゃない。平和そうに見えても、常に危険と隣り合わせなヨルダンの現実を突きつけられた気がしました。
でも、それだけではありません。ロアイさんはその晩、僕に夕食をご馳走してくれました。厳しさと優しさが共存する、それがこの国の本当の姿なのかもしれません。
シリアの隣国、平和への願い
夜、涼みがてら散歩に出ると、毎日顔を合わせるサイに会いました。彼はシリア出身。「シリアの北部は安全だよ!」と笑っていましたが、僕にはその国境を越える勇気はありませんでした。
戦地を見たいとは思わないし、自分だけは助かるなんていう過信で危険な道を選択する必要もない。
11年前にこの地で命を落とした日本人のことを思い出し、一日も早く平和に観光できる日が来ることを願わずにはいられませんでした。
アンマンの悪ガキたちに翻弄される
昨日行った「レスラーの店」に立ち寄ると、待ち構えていたのは元気すぎる子供たち。アラビア語で何を言っているかわからないけれど、とりあえずグイグイ来ます。
そして始まる死角からの首筋ビンタ!これが地味に痛い!
何やら不思議なポーズや激しい動きで挑発してきます。
顔は可愛いのに、ノリのウザさはもはや悪魔級!噛みついてやろうかと思いました(笑)。
ここでもカメラを強奪され、自撮りラッシュ。もはや借りパクされるんじゃないかとヒヤヒヤしました。次からはこの店、そっと素通りしようと心に決めました…。
まとめ:ヨルダン・アンマンでの滞在を振り返って
今日は特に「観光」らしいことはしていませんが、人との関わりの中でヨルダンの深部を覗いたような、そんな濃い一日でした。
- 治安のリアル:ナイフを護身用として所持している人が意外と多い。
- 人々の気質:親日家が多い一方で、血気盛んな若者もいる。
- 子供のパワー:人懐っこいけれど、体力的・精神的に削られるレベル。
- リラックスの秘訣:木陰でのブログ執筆と過去の振り返り。
何もしなかったからこそ、逆に動き出したい気分です。さあ、明日は気分を変えて、いよいよ世界遺産のペトラ遺跡に向かおうと思います!
最後まで読んでくれてありがとう!
アンマンの概要
ヨルダン・ハシミテ王国の首都アンマンは、紀元前からの歴史を持つ古都です。石灰岩の白い建物が並ぶ美しい街並みが特徴で、フレンドリーな人々や活気あるバザール、ローマ劇場などの遺跡が楽しめます。中東旅行の拠点として人気の都市です。






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