バラナシの深淵へ!クミコハウスでの怪異と、火葬場で出会った「インドの洗礼」
どうも、ハイドです!
インド旅行の中でも、もっとも強烈なインパクトを残す街といえば、やっぱり「バラナシ」だよね。
今日は、バラナシ滞在中に体験した、ちょっと不思議で、それでいて最高にカオスな1日をシェアするよ。
沈没者の聖地「クミコハウス」で感じる視線
7月5日、インド・バラナシ。
僕が泊まっているのは、バックパッカーの間では知らない人はいない伝説の宿「クミコハウス」。
ドミトリーには僕以外誰もいないはずなのに、ふとした瞬間に「誰かの気配」を感じるんだよね……。
視線を向けても、そこには湿った空気があるだけ。
この独特の、何かが潜んでいるような雰囲気こそがバラナシの日常なのかもしれない。
一歩外に出れば、必ず何かが起こる。それがこの街のルールなんだ。
「お前の服は汚い!」突然始まるインド人との口喧嘩
ちょうど洗濯石鹸を使い切っちゃったから、宿の近くにある小さな売店へ買い出しに行くことにしたんだ。
わずか5ルピー(数円)で石鹸をゲット!……したまでは良かったんだけど、横にいたインド人が突然話しかけてきた。
「おい、お前の服は汚すぎるぞ」
……はっ!?初対面でなんてこと言うんだこの男。
「俺は服屋をやってるんだ。そんなボロは捨てて、ウチで新しいのを買え!」とまくしたててくる。
「うるせえ!だから今、石鹸を買ったんだろうが!」
朝から見知らぬインド人と全力で口喧嘩。バラナシでは、普通に歩いているだけで体力を削られるんだよね(笑)。
迷路で出会った「おかっぱ頭」の戦友
宿へ戻る道中、バラナシ特有の入り組んだ路地裏で、旅仲間のヨコとバッタリ遭遇。
驚いたことに、あんなに長かった彼の髪がバッサリ切られていたんだ。
というか、なんというか……見事な「おかっぱ頭」。
「散髪屋を2軒ハシゴしたら、こうなったんだよ……」と力なく笑うヨコ。
日本人離れしたそのスタイルに、バラナシの洗礼を感じずにはいられなかったよ。
日中はあまりの暑さとインド人のパワーに圧倒されて、「もう外に出たくない……」っていう引きこもりモードに突入。
良さげなレストランでサクッと食事を済ませて、屋上でガンガー(ガンジス河)を眺めながらタバコをくゆらす。
この「何もしない時間」が、バラナシでは一番の贅沢だったりするんだ。
リベンジ!小さな火葬場「ハニシュチャンドラ・ガート」へ
日が暮れて少し涼しくなってきた頃、ヨコを誘って「火葬場」へ行くことにした。
昨日は大きな火葬場で怖いインド人に絡まれてじっくり見られなかったから、今回はそのリベンジ!
出発前、宿の主であるクミコさんが貴重なアドバイスをくれたよ。
【重要】バラナシの火葬場に行く際の注意点
- マニカルニカー・ガート(大火葬場): 規模は大きいが、マフィアのようなグループが支配している。無料のはずなのに「薪代」を強烈に請求されることが多い。
- 警察の対応: 警察も彼らとグル、あるいは見て見ぬふりをしているため、トラブルになっても助けてくれない。
- ハニシュチャンドラ・ガート(小火葬場): 比較的のんびりしていて、落ち着いて見学できる。初心者はこっちがおすすめ。
僕らは迷わず、小さな火葬場の方を目指すことにしたんだ。
道中は驚くほど穏やかで、子供たちが無邪気にはしゃいでいる姿も見られたよ。
不思議なことに、ここでは誰も話しかけてこない。
牛が歩き、風が吹き抜ける。これこそが僕の求めていたバラナシの散歩道だ。
「薪代を寄付しろ」火葬場で繰り返されるお決まりのパターン
しばらく歩くと、パチパチという音とともに焚き火が見えてきた。
「ここが火葬場か?」
注意される前にシャッターを切ると、案の定、一人のインド人が近寄ってきた。
「今はあそこで遺体を焼いているところだ。手前はもうすぐ終わるが、奥の方はまだ時間がかかるぞ」
丁寧な解説が始まった。あ、これ、昨日と同じパターンだ(笑)。
「日本人は死んだら棺桶に入れるんだろ?ヒンドゥーも同じだ。でも、棺桶1つに5000ルピーもかかる。貧しい家は払えないんだ。だからお前、寄付してくれないか?」
出た!「薪代・棺桶代の寄付」攻撃!
絶対に金額盛ってるでしょ!と思いつつ、「やなこった!」と心の中で叫んでその場を後にした。
バラナシの火葬場では、しつこい勧誘はスルーするのが鉄則だね。
プジャーの儀式と、謎の「団子」
帰り道、偶然にも日本人旅行者のショウ君と出会った。
彼はなんと9人目の世界一周旅行者!ミャンマーからインドに入ったばかりだそうで、この街の喧騒にかなり圧倒されている様子。ミャンマーは物静かな人たちで癒やしの国だったけれどこの街のエネルギーで圧倒されしまっていると説明してくれた。
せっかくだから、3人で夜の儀式「プジャー」を見に行くことにしたんだ。
昨日よりもさらに多くの人が集まっている。
鐘の音に合わせて、人々が思い思いのタイミングで手拍子を打つ。
正直、2回目だけどやっぱり何を意味しているのかサッパリ分からない(笑)。
ショウ君もすぐに見飽きたみたいで、そのまま3人で「ババレストラン」へ向かい、安くて美味いカレーを突きながら旅の話で盛り上がったよ。
宿に戻り、ヨコと屋上でまたタバコを吸っていると、不思議な「団子」を差し出された。
少し苦味のあるその塊を、水と一緒に無理やり流し込む。
……30分後、僕の体に明らかな「違和感」が訪れ始めたんだ。
一体、あの団子の正体は何だったのか?
この続きは、また次回の記事で!
最後まで読んでくれてありがとう!
バラナシ(Varanasi)の概要
インド北部ウッタル・プラデーシュ州に位置する、ヒンドゥー教最大の聖地。ガンジス河沿いに広がるガート(階段状の岸辺)では、祈りを捧げる巡礼者や火葬の煙が絶えません。生と死が日常に溶け込む、唯一無二の混沌とした世界観が旅人を魅了し続けています。






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