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【インド・ゴア一人旅】雨季のアンジュナビーチで出会った「毒と蜜」の物語

2015年6月27日土曜日

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【インド・ゴア一人旅】雨季のアンジュナビーチで出会った「毒と蜜」の物語

どうも、ハイドです!
6月27日、ついにインドの楽園(のはずの)ゴアにやってきました。

予定では12時間かかると言われていた移動ですが、なんと10時間でゴア・パナジに到着。意外と早かったのは嬉しいけど……とにかく眠い!
バスを降りると、僕の大切なバックパックが濡れて汚れた地面に無造作に置かれていました。「インド人の気配りなんてこんなもんだよな」と苦笑いしつつ、旅の洗礼を受けます。

パナジからアンジュナビーチへ!強気なオートリクシャーとの攻防戦

到着早々、オートリクシャーのドライバーたちが群がってきます。
「アンジュナまでバスだと4時間かかるぞ!500ルピーで乗せてってやる!」なんて適当な嘘をついてきますが、もちろん全部スルー。彼らの言う時間も相場も、全く参考になりません(笑)。

パナジ行きのバスを探して、地元の人に聞き込み開始。教えてもらった方へ行くと、客引きが「パナジ、パナジ、パナジー!!!」と叫んでいたので一安心。料金はたったの15ルピーでした。

パナジに着いてからもアンジュナ行きのバス探しは難航。20人くらいに聞いてもみんな言うことがバラバラなんです。野菜のクズが散乱し、異臭が漂うカオスな八百屋街を彷徨い、結局最初の下車地点に戻ってようやくバスを捕まえました。インドの移動は、何度やっても一筋縄ではいきませんね。

安宿探しのリアル!野犬とゴキブリ、そして価格交渉

アンジュナはオフシーズンということもあり、200ルピーくらいで宿が見つかるはず!と意気込んで探索開始。でも、そこは野犬の巣窟でした。

インド・ゴアのアンジュナビーチ周辺にいる野犬の様子

最初に出会った老婆に案内された部屋は、4匹の放し飼いされた犬が激しく吠え立てる奥にありました。さすがに常に犬を気にするのはしんどいので、交渉決裂(というより、自分から断りました)。

その後、工事現場を突き抜けた先に海に近いホテルを発見!
ファン付きダブルベッドの部屋には、2匹のゴキブリが先客として出迎えてくれましたが、交渉の末、**3泊600ルピー**で決着!

アンジュナで見つけた海近くの格安ホテルの外観
ゴアの安宿、シンプルで少し年季の入った客室

入り組んだ道にあるこの宿、名前も控えていなかったので「これ戻ってこれるかな?」と不安になりつつ、先に出会った日本人旅行者・Hさんのもとへ向かいました。

インドの深淵。ドラッグの恐怖と瞑想(ヴィパサナー)による救い

Hさんは、インドを何度も訪れているベテラン旅人。彼から聞いた話は、想像を絶するものでした。
インドではハッパやハシシが容易に手に入るそうですが、彼が語る「バッドトリップ」の経験談に背筋が凍りました。

ドラッグがもたらす恐ろしい幻覚

  • 感覚の過敏化:鳥の羽ばたきが耳元で爆音のように聞こえる。
  • 視覚の異常:1匹の蝶が数十匹に見える幻想的な光景。
  • バッドトリップの地獄:友人が「地獄へようこそ」と言っている幻聴が聞こえ、壁が自分を襲ってくる感覚に陥る。
  • 身体の拘束感:手足に枷をはめられたような幻覚に縛られ、数時間パニック状態が続く。

僕は決めました。「絶対に手を出さない」と。
僕は子供の頃、体の自由が利かなくなり、大好きな運動ができず人生を呪った時期がありました。もし薬物であの時の絶望感が何倍にも膨れ上がって蘇ったら……きっと廃人になるか、自ら命を絶ってしまう。Hさんの経験談は、僕にとって大きな抑止力になりました。

そんなHさんは、今では薬物と無縁の生活を送っています。彼を救ったのは、インドの伝統的な瞑想「ヴィパサナー」だったそうです。ただ一日中座り、体の痒みや痛みを客観的に観察する。そうすることで、薬物への欲求が消えたと言います。
**インドが生んだ毒を、インドが生んだ知恵で癒す。**まさにインドのスピリチュアルな一面を垣間見た気がしました。

雨季のゴアの静かな夕暮れと、夜道のハプニング

夕方、サンセットを見にビーチへ。途中、道端で倒れている人がいて野次馬が集まっていました。外傷はないけれど意識がない。インドの救急車は遅いんだろうな……と思いつつ、僕にできることは何もなく、複雑な気持ちでビーチへ急ぎます。

パーティーで有名なゴアですが、雨季のビーチは驚くほど静か。太陽も厚い雲に遮られ、残念ながら夕日は見られませんでした。

曇り空の雨季のアンジュナビーチ、静かな波打ち際

夜、140ルピーの観光地価格のチャーハンと、インドで初めてのビールを飲みました。ゴアはお酒が簡単に手に入る貴重な場所ですが、一人で飲むビールはどこか寂しい味がします。

ゴアのレストランで注文したチャーハンとビール

帰路、街灯もない真っ暗な道を歩いていると、地元の男に声をかけられました。
何を言っているか聞き取れませんが、唯一聞こえるのは「セックス」という単語だけ。バイセクシャルの誘いなのか、不穏な空気が漂います。必死で「No!」を連呼して逃げ帰りました。ゴアの夜道、マジで危ないです。

宿に帰ると案の定、停電中。蒸し暑い部屋で汗を流していると、ようやく電気が復旧してファンが回り始めました。
インドの電気の弱さに苦笑いしながら、ようやく深い眠りにつくことができそうです。

読んでくれてありがとう!


アンジュナ(Anjuna)の概要

インド・ゴア州北部に位置する、かつてヒッピーの聖地として名を馳せたビーチリゾート。雨季(6月〜9月)は波が高く静かですが、シーズン中は有名なフリーマーケットやトランスパーティーで賑わいます。安宿やカフェが多く、世界中のバックパッカーが集まるカオスで魅力的なエリアです。

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海外未経験で世界一周へ。
家族の反対を押し切り、右も左もわからぬまま飛び出したあの日。 「いつか」を待たずに旅に出たからこそ見えた景色があります。 準備不足でも、反対されても、夢を叶えたい人へ贈る旅ブログ。

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