タイ・バンコクからマレーシアへ!寝台列車で揺られる、贅沢でセンチメンタルな国境越えの旅
どうも、ハイドです!
タイのバンコクを離れ、次なる目的地マレーシアへ向かう日がやってきました。
ここ最近、なんだかんだで寝るのが早朝4時。旅の疲れか、はたまたバンコクの熱気のせいか、生活リズムがすっかり夜型に……。「本当に起きられるのか?」と自分を疑いつつも、なんとか9時に起床しました。
まずは、べたついた体をリセットするためのシャワー。パッキングをして一汗かいた後に、自分の中の「ぐうたらスイッチ」を入れるためのシャワー。さらに、出発直前にもさよならのシャワー……。
「どんだけシャワー浴びてんねん!」と自分でもツッコミを入れたくなるほど浴びまくって、いよいよ出発です。
ぐうたらしすぎてチェックアウト時間を少し過ぎてしまいましたが、これも旅の醍醐味(?)ということで。
宿を後にして駅へ向かいます。背中には重いバックパック、そして手元には車内での「戦い」に備えた丸一日分の食料。これがズシンと体に食い込みます。早く冷房の効いた車内で、冷たいビールを流し込みたい……その一心で歩を進めました。
バンコク・フアランポーン駅での出発!残金2バーツの極限状態?
駅に到着し、まずは手持ちのタイバーツを使い切ることにしました。コンビニで昼飯と水を購入した結果、手元に残ったのはまさかの「2バーツ(約8円)」。見事なまでの使い切りっぷりに、自分でも少し笑ってしまいました。
駅のホームを見渡すと、そこには電光掲示板なんていう「非エコな文明の利器」は見当たりません。どこか懐かしい、それでいて異国情緒あふれる空気が流れています。自分の乗る列車を見つけ、指定の席にどさりと腰を下ろしました。
席についても、なぜか急にボーッとしてしまいます。なんだろう、この集中力の続かなさは……。旅の緊張が少し解けたのか、それともバンコクの熱気に当てられたのか。
ぼんやりしていると、向かいの席にマレーシア人の「ミー」がやってきました。彼とお喋りをしているうちに、列車はトロトロと、重い腰を上げるように動き出しました。
車内に冷房が効き始めると、あまりの心地よさにそのまま深い眠りへと落ちていきました。揺れと冷気が、これまでの寝不足を優しく包み込んでくれるようです。
車窓に広がるミャンマー国境の夕日と、予期せぬ缶詰ハプニング
ふと目を覚ますと、窓から差し込む夕日が強烈に眩しくて、思わず目を細めました。「よし、そろそろ晩酌タイムだ」と、用意していたビールと缶詰を取り出します。しかしここで、想定外のハプニングが発生しました。
なんと、缶詰のプルトップが根元からポロッと取れてしまったのです……。タイの缶詰、プルトップが柔すぎる(笑)。これは致命的!
怪我をしないように慎重に、なんとか缶詰をこじ開けました。苦労して開けたこの缶詰が、驚くほど美味い。きっと、この最高のロケーションが隠し味になっているんでしょうね。
窓の外には、ミャンマー側の山々に沈んでいく夕日。空の雲が真っ赤に染まり、たまたま通り過ぎた川までもがその色を反射して赤く輝いています。その美しさに、背筋がゾクゾクするような感動を覚えました。
「なんて贅沢で、貴重な経験なんだろう……」
この夕日を眺められただけでも、この列車に飛び乗った甲斐があった。そう心から確信した瞬間でした。
タイ鉄道2等寝台の快適さと、深夜に訪れる思考の迷路
夜の19時を回ると、車掌さんが手際よくベッドメイキングを始めてくれます。これがまた魔法のように一瞬で快適な寝床に変わるから驚きです。今回は奮発して「2等寝台の下段」を予約したのですが、これが本当に大正解でした!
- 窓付きの特等席: 刻々と変わる景色を独り占め
- 冷房完備: 暑いタイでも、むしろ寒いくらいの快適さ
- 広々とした下段: 荷物の整理も楽で、天井も圧迫感なし
タイは大きなトラブルもなく過ごせた、本当に大好きな国です。ビザの期限ギリギリまで長居してしまったけれど、悔いはありません。次のマレーシアでは、どんな出会いや景色が待っているのでしょうか。
Wi-Fiのない車内で、自分と向き合う「クソ真面目」な夜
ガタンゴトンと揺れる車内。Wi-Fiも届かない環境でやることもなくなると、不思議と頭が冴え渡ってきます。ブログを書きながら、ふと自分の内面を深掘りしてしまう……そんな夜です。
正直に言うと、旅の記録を書いている最中に、物事をネガティブに捉えてしまう瞬間があります。
- 親の仕事を手伝う健気な子供を見たとき
- 街を急ぎ足で歩く、社会を支えるサラリーマンを見たとき
- 他の旅人が綴る、キラキラした実績のブログを読んだとき
自由な旅をしているはずなのに、どこかでチャランポランな自分と、頑張っている誰かを比較して、勝手に嫉妬したり落ち込んだりしてしまうのです。友人から「お前はクソ真面目な性格だ」と言われたことがありますが、確かにそうかもしれません。筋の通らないことが大嫌いで、自分の意志さえ霧がかっていることに悩み、考え出したらキリがない迷路に迷い込んでしまう。
でも、そんな時の対処法も少しずつ分かってきました。とにかく「ポジティブなことだけ」を考える。心の中で「ポジティブになれ」と連呼する。脳内のモヤモヤをスッキリさせるにはまだ時間がかかりそうですが、今はただ、この列車の揺れに身を任せることにします。
寝台列車は僕を乗せて、まだ見ぬ未知の道を進んでいきます。
読んでくれてありがとう!
タイ国鉄・寝台列車の概要
バンコクから南下しマレーシア国境へ向かう寝台列車。2等寝台はエアコン付きで非常に快適。車掌によるベッドメイキングが施され、夜は完全なベッド状態で移動できます。車窓から眺める夕日は格別で、タイの鉄道旅における最大のハイライトです。






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