ドンホイ旅行記|フォンニャケバン観光を断念…バイク故障と静かな海の一日【ベトナム縦断バイク旅】
どうも、ハイドです。
3月5日、ベトナム中部の街ドンホイで目を覚ました朝。 気がつけば、久しぶりに長時間ぐっすり眠ることができていた。
体にはまだ傷が残っている。 シーツには血や体液がついてしまっていたけれど、それでも傷口には薄い膜が張り、少しずつ回復しているようだった。
動かすたびにピリッとした痛みが走る。 それでも昨日よりは確実に良くなっている。
フォンニャケバン国立公園に行く予定だった朝
Wi-Fiを使うため、自室からロビーへ移動。 そこで宿のスタッフに声をかけられた。
「今日はどこへ行くの?」
僕は迷わず答えた。
「フォンニャケバン国立公園に行く!」
するとスタッフは、観光情報を丁寧に教えてくれた。
ドンホイから行ける観光スポット
- フォンニャケバン国立公園:約150,000ドン
- パラダイスケーブ:約250,000ドン
- 合計:約400,000ドン(約2000円)
どちらも世界的に有名な洞窟スポット。 ただ、両方行くと少し予算が厳しい。
スタッフ曰く、
「パラダイスケーブの方が綺麗だよ」
どうしようか迷いながら、とりあえず朝食を買いに行こうと外へ出た。
まさかのバイク故障…旅のトラブル発生
バイクにまたがり、エンジンをかける。
……。
まったく反応しない。
「嘘だろ?」
どうやら、フィンランド人のバートから買ったこのバイク。 どうも怪しい代物だったらしい。
昨日行ったバイクショップへ押していくと、店主は変な顔をして指だけを指す。
いやいや、指さされてもわからないって。
言葉も通じないまま、指された方向へ歩いてみる。 しかし修理屋らしい店は見当たらない。
戻ってみると、なぜかバイクの位置が変わっていた。
しかも店主は、すでにどこかへ出かけるような服装。
どうやら今日は休みらしい。
別の修理屋を聞いても、また同じ方向を指すだけ。
どうやら隣の建物を指しているようだった。
白人旅行者が出入りしている建物。 ゲストハウスだろうか。
スタッフに事情を説明すると、
「ついてきて!」
と言われ、バイクを押しながら走ることに。
重たいバイクにまたがり、地面を蹴りながら約500m。
やっと本当の修理屋に到着した。
ベトナムのバイク修理は驚くほど安い
修理には時間がかかるらしく、一度宿へ戻って待機。
2時間後、バイクは無事復活。
しかも修理費は…
- 修理費:70,000ドン
- 日本円:約350円
この安さには本当に助かった。
フォンニャケバン観光は断念
宿に戻ると、すでに昼12時。
フォンニャケバン国立公園までは、ドンホイから約50km。
今から出発するには、少し遅い。
そして何より…
ドンホイに来てから、どうも流れが悪い。
僕は決断した。
「今日はもう行くのをやめよう」
ベッドに転がり、そのまま昼寝。
明日はフエへ移動する予定だ。
あと7日でホーチミンまで走りきれるのか。 不安が少しずつ大きくなっていた。
ドンホイの静かな海へ
昼寝のあと、スーパーでビスケットを買い込む。
そして近くに海があると聞き、少しバイクを走らせてみた。
ここはインドシナ半島。

観光地というより、ただ静かな海。
波の音だけがゆっくりと響いていた。
……観光らしいこと、してないな。
ベトナムで出会った“おふくろの味”
シャワーを浴びて疲れを取ろうとしたが、 お湯を浴びた途端、全身の傷がズキズキと痛み出した。
体が震えるほどの痛み。
とりあえず何か食べてみると、少しずつ落ち着いてきた。
「やっぱりちゃんと食べないとダメだな」
朝助けてくれたお店がレストランだったのを思い出し、そこへ向かった。
- チキンライス:65,000ドン
出てきた料理を一口食べて、驚いた。
お母さんが作ってくれたチャーハンと同じ味。
まさかベトナムで、 “おふくろの味”に出会うとは思わなかった。
テーブルに置いてあったマヨネーズをかけて食べると、 これがまた妙に合う。
ベトナムの供養セレモニーに参加
宿に戻ると、外で人が集まり線香を焚いていた。
スタッフに聞くと、
「14日目のセレモニー」
どうやら亡くなった人を供養する儀式らしい。
日本の四十九日に近い文化なのかもしれない。
そして…
- ぬるいビール
- ペットボトルに入った45度のウイスキー
強制的に飲まされる。
ベトナム人の勢い、なかなか強烈だ。
しかも酔ったおじさんが、ずっと話しかけてくる。
「日本大好き!」 ということだけは理解できた。
ドンホイの宿とも明日でお別れ
こんなにアットホームな宿とも、明日でさよなら。
名残惜しい気持ちもあるけれど、 今はとにかく南へ進まなければならない。
次の目的地はフエ。
ベトナム縦断バイク旅は、まだ続く。
読んでくれてありがとう!






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