バンコクで予防接種のはずが…カオサンからオンヌットへ片道2時間の空振り大作戦!
サワディーカップ!ハイドです。
タイ・バンコクに滞在中の旅人なら避けては通れないのが、通称「スネークファーム(タイ赤十字社)」での予防接種ですよね。僕もこの日、3月25日は朝からやる気満々でした。
「今日こそはワクチンを打つぞ!」と心に決め、午前中のうちにスネークファームへの行き方や、英語での問診票対策、ワクチンの種類をしっかりメモ。準備万端で挑むはずだったんです……。そう、あの友人から連絡が来るまでは。
まずは腹ごしらえ!セブンの激辛カップ麺で気合注入
夜には友人と会う約束があったので、それまでにサクッと注射を済ませようと考えた僕。まずは腹が減っては戦はできぬということで、近くのセブンイレブンへ駆け込みました。
選んだのは、わずか15バーツ(約60円)のカップ麺!
これがまた、安いのにめちゃくちゃ辛旨!タイの刺激的な味に、これからの旅への期待も高まります。
宿のWi-Fiが繋がっているうちに友人と最終確認をしようとしたら、スマホに一通のメッセージが。
「今からそっち(カオサン)の宿に行くよ。1時間待ってて」
……えっ、夜の約束じゃなかったっけ?(笑)
急な予定変更に戸惑いつつも、「まあ、ワクチンは明日でいいか」と、のんびり宿で待機することにしました。
待ちぼうけの末に告げられた「オンヌット駅に来て」の衝撃
宿で友人を待っていると、新しいバックパッカーの女の子がチェックインしてきました。後で知ったのですが、彼女も世界一周中の同志。こういう出会いがあるから宿待機も悪くないな、なんて思っていたら、友人から再び連絡が。
「ごめん、カオサンまで行けなくなった。オンヌット(On Nut)駅まで来て!」
……オンヌット?どこだよそれ!!
調べてみると、カオサンからはおよそ8キロ以上離れた場所。時計を見ればすでに夕方。今から動いても、スネークファームの受付時間には間に合わない「際どい時間」になってしまいました。

でも、せっかくの友人との再会。面白いことになるかも!という期待を胸に、未知のルートへ挑むことにしました。
カオサンからオンヌット駅への行き方:ローカルバスとBTSの格闘記
カオサン周辺は電車が通っていないので、移動が本当に不便なんです。Googleマップの指示を信じて、まずはスカイトレイン(BTS)の駅までローカルバスで向かいます。
【移動のまとめ】
- バス停での待ち時間:約1時間(タイのリズムですね……)
- 15番バス:カオサン付近からサイアム(Siam)駅へ。料金は一律6.5バーツ。
- BTS(スカイトレイン):サイアム駅からオンヌット(On Nut)駅へ。運賃42バーツ。
やっと来た15番のバスは超満員。座れるはずもなく、立ちっぱなしで足が痛い……。車内ではチケット売りのおばちゃんが、集金袋の小銭を「ガシャガシャ」と鳴らしながら迫ってきます。降り場を逃さないよう、おばちゃんに「サイアム駅に着いたら教えて!」と頼み込み、GPSも必死にチェック。
サイアム駅に到着した時の達成感といったらありません!そこからBTSに乗り換え。冷房が効いた車内は天国でしたが、ここでも座れず足は限界寸前。友人からの「オンヌット駅で待ってる」という言葉を信じ、目を皿のようにして電光掲示板を見つめていました。
待ち合わせ場所での人間模様と、あまりにも虚しい結末
オンヌット駅に到着後、なんとかWi-Fiを確保して連絡すると、返ってきたのは「あと30分待って」という無情なメッセージ。
「おいおい、振り回しすぎだろ!」
怒りを抑えて出口1で待っていると、目の前にサングラスをかけた路上パフォーマーの男性が。変な音楽に合わせて腰を振る独特なダンスを踊っています。
周囲の人がコインを入れようとすると、絶妙なタイミングで合掌して感謝を示す彼。視覚に頼らず気配だけで察しているのか?と思いきや、無音に近い「紙幣」が入った瞬間、目にも留まらぬ速さでお札をポケットへ……。
「お前、絶対に見えてるだろ!」と思わず心の中で突っ込んでしまいました。
そして、約束の30分が過ぎ、さらに30分待っても……友人は現れませんでした。
結局、会えずじまい。オンヌット駅前のショッピングモールにある「60バーツのカツ丼」という強烈な誘惑を振り切り、スーパーでパンだけ買って帰路につくことに。往復の運賃97バーツと貴重な時間を返してくれ!
ゲリラ豪雨と冠水道路…踏んだり蹴ったりの帰宅路
追い打ちをかけるように、帰り道では強烈な大雨が。バンコク名物のスコールです。
道路は一瞬で川のようになり、バスが水を跳ね上げながら進みます。カオサンに着いても雨はやまず、ビショビショになりながら冠水した道路を歩く羽目に。異臭のする濁った水が、足の古傷に染みる……。
「これ、ポリオとか変な菌が入ったらどうしよう……」
不安に駆られながら、一刻も早くスネークファームへ行かなければと強く誓った夜でした。宿に着いて即シャワーを浴び、入念に消毒して泥のように眠りました。
教訓:海外での「行く行く詐欺」には気をつけよう!(笑)
最後まで読んでくれてありがとう!
スネークファーム(タイ赤十字社)の概要
バンコクにあるタイ赤十字社が運営する施設で、世界中のバックパッカーが予防接種に訪れる聖地です。狂犬病や黄熱病などのワクチンが日本より安価に接種可能。また、併設のヘビ園では血清の研究やショーも行われています。






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