ベトナム・バイク縦断旅!フエからホイアンへの過酷なオフロードと人の温かさに触れた一日
どうも、ハイドです!
ベトナムをバイクで南下する旅、今日は3月7日のエピソードをお届けします。
正直に言いましょう。昨夜のドミトリーは……人生で最悪のレベルでした(笑)。
安宿だから文句は言えないけれど、布団も枕もなし。しかも、首元に扇風機の直風がガンガン当たるという過酷な環境。おかげで、もともと痛めていた足がさらに腫れてきてしまいました。
「今日は大丈夫かな……」と不安になりながらベッドでWi-Fiを繋いでいると、まさかの再会が!
なんと、中国とベトナムの国境を一緒に越えた友人のトムが、同じ宿に泊まっていたんです。
ハノイでチラッと見かけた時、彼もバイクで縦断すると言っていたけれど、こんな偶然ある!?
というわけで、トムとその友人と一緒に、3人でホイアンを目指すことになりました!
波乱の幕開け!ベトナムの過酷なオフロード走行
午前11時、ゆっくりと準備を整えて出発。
彼らのバイクのペースはかなり速め。決して危険な運転ではないけれど、ついていくこっちのハンドルを握る手には、自然と力が入ります。
しばらくは「誰かが走った後の道」をなぞる快適さを感じていましたが、1時間後、状況が一変しました。
彼らが選んだのは、あえて景色を楽しむための農道ルート。つまり……未舗装のオフロードです。
対向車を避けようと路肩の砂に乗り上げた瞬間、ズルッ!と前輪がスリップ。
この時は速度を落としていたので、なんとか無傷で回避できました。
「大丈夫か~?」と戻ってきてくれる仲間たち。まだこの時は、笑って走り出す余裕がありました。
悪夢の転倒。動かない足と募る不安
次に待ち受けていたのは、鋭い小石が敷き詰められたガタガタの砂利道。
トムたちはスピードを緩めません。マニュアル車ならハンドルロックがあるから安定するんだろうけど、こっちは必死です。
「置いていかれたら迷う……!」
その焦りが命取りでした。前輪に体重を乗せ、スリップしないよう細心の注意を払っていたつもりでしたが、速度を殺しきれず、ガシャーン!!と派手に転倒。
今までで一番ひどいコケ方でした。
左足の靴は無惨に破け、親指の付け根が深くえぐれてしまいました。
地面に足を着こうとするだけで、走る激痛。これは……やっちまった。
駆け寄ってくれたベトナムの人たちに助け出され、しばらくして戻ってきたトムたちに「先に行ってていいよ」と別れを告げました。彼らに迷惑はかけたくない。でも、一人残された瞬間に、一気に不安が押し寄せます。
- ここは一体どこなんだ?
- この足で旅を続けられるのか?
- 病院に行ったら、いくら請求されるんだろう?
地元の小さな診療所に運び込まれましたが、行われたのは簡単な消毒だけ。
「打撲か捻挫もしてるんだけど……」という訴えも、言葉の壁と設備の乏しさで届きません。
持っていた海外旅行保険の資料を確認しつつ、ベッドで横になると、ようやく少しだけ心が落ち着いてきました。
ベトナムの神対応!驚きの医療事情とダナンの絶景
いつまでも寝ているわけにはいきません。「行かなきゃ」と自分を奮い立たせ、治療費を尋ねると、スタッフは笑顔でこう言いました。
「お金は要らないよ」
そういえば、ネットで「ベトナムは社会主義の国だから、外国人観光客のバイク事故には寛容」という噂を聞いたことがありましたが、まさか本当だったとは。
ベトナム人の優しさが心に沁みます。
再びバイクに跨り、走り出します。
道中、カバのようにのんびりした牛の群れに遭遇しました。
体はボロボロでクソ疲れてるけど、ここで諦めたら何かに負ける気がする!
ようやく悪路を抜け、道は快適な舗装路へ。
ダナンの山道は、聞いていた通り息を呑むほど綺麗でした。
山の頂上付近は霧が立ち込め、強い風が吹き抜けるミステリアスな雰囲気。余裕があればもっと写真を撮りたかったな。
夜のダナンを越えて、ついに目的地ホイアンへ
ダナンの街に差し掛かった頃、不運にもGPSが故障。周囲は真っ暗になり、本気で野宿を覚悟しました。
しかし、しばらく走るとGPSが復活!最後の力を振り絞ってホイアンへ向かいます。
走行中、後ろの車がやたらとクラクションを鳴らして何かを叫んでいます。
「え、何!?」と警戒したら、なんとホイアンへの正しい道を教えてくれていたんです。
本当に、ベトナムの人は温かい人ばかりで泣けてくる。
遠くに見えるダナンの観覧車。あの光の向こうに、目指す場所がある。
あと30キロ。今の自分には果てしなく遠く感じるけれど、あともう少し!
(↑自分でも笑っちゃうような面白い表情をしてますが、必死ですw)
幻想的なホイアンの夜景に癒されて
夜のベトナムの道は、対向車がみんなハイビームで走るからめちゃくちゃ眩しい!
視界を奪われながらも超スローペースで進み、ようやく目星をつけていた宿に到着しました。
幸いベッドも空いていました。一泊たった6ドルのドミトリー。
荷物を置き、一歩一歩、痛む足を引きずりながら、夜のホイアンの街へと繰り出します。
そこには、昼間の疲れが吹き飛ぶような絶景が待っていました。
川沿いに灯る無数の色鮮やかなランタン。行き交う人々の活気。
足が痛くてカメラを構える手も震えてしまったけれど、この目に焼き付けた景色は一生の宝物です。







遅めの夕食を済ませ、宿のベッドに潜り込みました。
今日という一日を無事に終えられたことに感謝です。

ボロボロの体だけど、明日はどんな景色が見られるのか。
最後まで読んでくれてありがとう!






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