エルサルバドルで迎えた特別な誕生日。サンタアナの活気に救われた「自分を見つめ直す旅」
どうも、ハイドです!
2016年9月17日、僕は59カ国目となる中米の国、エルサルバドルのサンタアナという街にいました。
実はこの日、僕にとって非常に「特別な日」だったんです。
そう、誕生日を迎えてまた一つ、年齢を重ねることになりました。
海外にいても、SNSを通じて日本の友達からお祝いの言葉が届くのは本当に嬉しいものですね。
温かいメッセージに心が和む一方で、なぜか僕の心の中には、言葉にできない「焦燥感」が渦巻いていました。
30代目前、バックパッカーとして生きる自分への葛藤
「このまま、ただ歳を重ねていくだけでいいんだろうか……」
ふと、日本にいる友人たちの顔が浮かびます。
結婚して家庭を築いている奴、パパになって子供をあやしている奴。
社会の中で着実にステップアップしている彼らと比べて、定職にも就かず、リタイア生活のような旅を続けている今の自分。
「自分は何か、いけないことをしているんじゃないか」
「このまま何も変わらずに、時間だけが過ぎていくのが怖い」
立てた目標はあるものの、そこに向かって進んでいる実感が持てず、自分を信じられなくなる瞬間。誕生日は、そんな現実を突きつけてくる残酷な節目でもありました。
観光の目玉はない?でもエルサルバドルには「人」の熱量があった
正直に言うと、エルサルバドルという国は、これといった有名な観光ハイライトがあるわけではありません。
人によっては「観光には物足りない国」と感じるかもしれません。
けれど、実際にサンミゲルやサンサルバドルを歩いてみて感じたのは、この国に流れる圧倒的なエネルギーでした。

ここサンタアナの市場も、昨日まで見てきた街と同じように、信じられないほどの熱気に包まれていました。
サンタアナ市場で感じた「生きる力」
午前中の刺すような強い日差しの中、市場では人々がイキイキと活動しています。
- 頭の上に大きな荷物を器用に乗せて歩く女性
- 人混みをかき分けて、重そうな台車を力強く運ぶ男たち
- 喉を枯らさんばかりに野菜を売る威勢のいい声
観光地としての見所は少なくとも、ここには「生きていくためのエネルギー」が満ち溢れていました。
彼らの働く姿を肌で感じているうちに、不思議と僕の胸も熱くなっていくのを感じたんです。
「元気さえあれば、なんとかなるんじゃないか」
朝から僕を苦しめていたモヤモヤは、いつの間にか吹き飛んでいました。
焦って背伸びをする必要なんてない。目の前にあることを一つずつこなしていこう。
そんなシンプルな答えに、ようやく辿り着けました。
旅人の自炊ノウハウと、サンタアナの夜の顔
気分がスッキリしたところで、今日は自分へのお祝いも兼ねて(?)自炊を楽しむことに。
作ったのは、日本人のソウルフード「親子丼」風の一品!

出汁があれば最高でしたが、海外自炊では「それっぽさ」が大事。一度に数食分をまとめて作る、効率的なバックパッカー流ノウハウもすっかり身につきました。

のんびりしすぎて、気づけば街は夜の帳に包まれていました。
ふらっと外に出ると、ライトアップされた教会の姿が。


夜の教会は幻想的で美しいですが、やはり治安には注意が必要です。
この直後、物乞いに声をかけられ、改めてここが海外であることを痛感しました。夜の一人歩きは禁物ですね。

旅の終わりを決めた夜。残り80日のカウントダウン
今日は、僕にとって人生の転機となるような「特別な一日」になりました。
数年後の自分が何をしているのか。そう考えるだけで、今はワクワクが止まりません。
自分を見つめ直し、支えてくれる友人や家族のありがたさを再確認した一日。
急に猛烈なホームシックに襲われ、気づけば僕は、帰国までの航空券をすべて買い揃えていました。
ついに、この旅の期限が決まりました。
僕の初めての海外一人旅は、あと80日で幕を閉じます。
最後まで、全力で駆け抜けたいと思います!
読んでくれてありがとうございました。
サンタアナの概要
サンタアナはエルサルバドル北西部に位置する国内第2の都市です。壮麗なゴシック様式のサンタアナ大聖堂や、歴史ある劇場が囲むリベルター広場を中心に、活気ある市場が広がります。近郊には火山や遺跡もあり、中米らしい文化と人々の熱量を感じられる街です。

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