ベネズエラ最新情報2016|メリダ滞在とリアルな治安事情
ベネズエラに入国して7日目。
最近はネット上でも情報が少なくなってきた国だけど、実際に滞在しているからこそ分かる「今のベネズエラ」をシェアしておくね。
正直に言うと、楽しいだけの旅ではなかった。
怖い思いもしたし、「今この国に来るべきか?」と考えさせられる出来事もあった。
メリダの現状|外国人旅行者はほぼゼロ
滞在しているメリダの街では、外国人旅行者の姿はほとんど見かけない。
観光しているのは国内旅行のベネズエラ人が中心で、アジア人はかなり目立つ存在。
歩いているだけで視線を感じることも多く、「旅行者としては少し緊張感がある環境」だと感じた。
食料・生活物資の状況|噂よりはマシ
事前に聞いていたのは「食料不足」「トイレットペーパーもない」という話。
でも実際に来てみると、メリダではそこまで深刻ではなかった。
実際に感じた生活状況
- レストランは普通に営業している
- 食事に困ることはなかった
- ホテルにはトイレットペーパーあり
- 日用品もある程度は流通している
もちろん地域差はあるみたいで、東側やロライマ山周辺では物資不足が深刻らしい。
つまり「場所による差がかなり大きい」のが現状。
ベネズエラ入国事情|国境でのリアルな体験
自分がベネズエラに入国したのは2016年7月27日。
コロンビア側のククタ国境から入国した。
実は最初、マイカオ国境から入ろうとしたけど…ここで問題発生。
マイカオ国境での出来事
- 入国条件として高額な賄賂を要求される
- 正規の手続きでは入れない状態
- 結果的に入国を断念
その後、ククタまで移動してようやく入国できた。
※当時はマイカオ国境は事実上閉鎖状態
強盗未遂事件|実際に起きたリアルな体験
滞在4日目、ついに事件が起きた。
時間は夜20時ごろ。夕食を終えて宿へ帰る途中だった。
当時の状況
- 所持金は約200円程度
- iPhoneのみ持参
- できるだけ身軽な状態で行動
警戒しながら歩いていたけど、油断があったのかもしれない。
事件の瞬間
人通りの少ない道に入ったとき、二人乗りのバイクが接近。
目の前で止まり、後ろに乗っていた男が降りてきた。
そして距離を詰めながら一言。
「teléfono(携帯)」
その瞬間、強盗だと理解した。
とっさに相手を押し飛ばし距離を取る。
しかし、バイクに乗っているもう一人が何かを取り出そうとしているのが見えた。
「銃かもしれない」そう感じて一気に逃走。
十字路まで全力で走り、車を止めて周囲を巻き込む。
結果的に犯人たちはそのまま去っていった。
なぜ襲われたのか?
正直なところ理由は分からない。
ただ一つ言えるのはこれ。
「スマホを持っているだけでターゲットになる」
外国人だから狙われた可能性もあるし、単に「誰でもよかった」のかもしれない。
ベネズエラの治安|実際に感じた危険性
今回の件で強く感じたのは、今のベネズエラは「理屈ではなく危険が起きる国」だということ。
- 貧困による犯罪の増加
- 賄賂が当たり前の社会構造
- 治安維持機関への信頼の低さ
もちろん優しい人もたくさんいる。
でも生活が厳しくなれば、人は簡単に変わってしまう。
これから行く人へのアドバイス
もしベネズエラ旅行を考えているなら、慎重に判断してほしい。
- 今は無理に行くタイミングではない
- 治安は不安定で予測不能
- 数年後の回復を待つのも選択肢
旅は楽しいものだけど、安全があってこそ。
今回は正直、「来たことを少し後悔した」と思ってしまった。
それくらい今のベネズエラは緊張感のある場所だった。
(この記事は2016年8月2日時点の体験です)
読んでくれてありがとう。
ベネズエラ(メリダ)の概要
アンデス山脈に位置するベネズエラ西部の都市。自然豊かな観光地として知られるが、2016年当時は経済不安と治安悪化の影響を強く受けていた。

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