【エクアドル】雨季のバニョスで温泉三昧!トラブル続きの旅人が癒やされた1日
どうも、世界を旅するWebライターのハイドです!
2016年6月22日、僕が訪れたのは52カ国目となる南米エクアドルの温泉街、バニョス。
南米の6月といえば、乾季に向かう地域も多いのですが、ここバニョスはまさに梅雨のような「雨季」の真っ只中でした。
今回は、そんな雨の温泉街で起きた旅のリアルなエピソードをお届けします!
雨季のバニョスで起きた「洗濯物と宿」のハプニング
朝、雨水がトタン屋根を激しく叩く音で目が覚めました。
外を見ると、しとしとと弱い雨。あたりを見渡すと、Wi-Fiが驚くほど遅い宿には僕以外の旅人の気配がありません。
誰もいないかのような静けさの中、驚いたのは宿のベランダの光景でした。
「えっ、雨が降っているのに洗濯物が外に干してある……?」
なんとも不思議な管理方法に首をかしげつつも、たまっていた自分の服を手洗いして干してみることに。
しかし、半日経っても乾くどころか、むしろ絞れるくらいビショビショのまま。ナゼだ……?
仕方なく部屋の机の上に広げておいたのですが、今度は服が茶色く汚れてしまい、僕の洗濯大作戦は完全な大失敗に終わりました。
ハイジのブランコを断念!山は無理でもネットカフェへ
時間を空けて空を見上げても、広がるのは一面の分厚い雨雲ばかり。晴れる気配はこれっぽっちもありません。
実はこの日、バニョス名物の「世界の果てにあるハイジのブランコ(ツリーハウス)」を目指して山の頂上まで歩く予定でした。でも、泣く泣く断念することに……。
なぜなら、昨日の時点で足場はすでに田んぼのようなドロドロ状態。この雨の中を無理に登れば、膝下まで泥に埋まって遭難する危険性すらあります。
いくら「登山は自分と向き合う時間」とは言っても、異国の地で遭難するのは笑えませんからね!
そこで、山へ行く代わりに街中のWi-Fiが使えるカフェへ向かうことにしました。
ふと、昨日宿のオーナー(おっさん)が言っていた言葉が頭をよぎります。
「雨が降ると、バニョスの街全体でWi-Fiが繋がらなくなる。ものすごく遅くなるんだよ」と。
これまで、サハラ砂漠のオアシス、エジプトの海辺、パタゴニアの果て、ウユニ塩湖、インドの秘境など、世界中の「ネットが遅い」と言われる場所を旅してきました。でも、どこも遅いなりに動いていたんです。
半信半疑で街のカフェのWi-Fiに繋いでみると……なんとサクサク動くではありませんか!
「おっさん、完全に嘘だったじゃん!」
見事なまでの営業トーク(?)に騙されていた悔しさが込み上げます。
あまりに不便だったので、僕のような被害者を出さないために情報を共有しておきますね。
バニョスで避けるべき宿の情報
- 宿の名前: Hostal Patty(オスタル・パティ)
- 注意点: Wi-Fiが極端に遅く、オーナーの情報も信憑性に欠けるため、快適な旅を楽しみたい方は回避するのが無難です。
格安の昼温泉へ行くも、まさかの空振り?
カフェでやるべきネット作業を終わらせ、次に向かったのは待望の温泉です!
バニョスの温泉は、昼の時間帯は料金が安くなるのが大きな魅力。
ウキウキしながら2ドルでチケットを買い、中に入ってみました。
ところが、アツアツの湯が張られているはずの湯船は、なんと水が抜かれてカラッポ状態!
2階にあるのは冷たいプールと、ぬるま湯だけ。冷たい雨が降りしきる中、ぬるま湯に入るのはさすがに風邪をひいてしまいます。
温泉と呼ぶには寂しすぎるので、チケットをキャンセルして、お湯が溜まる夜に出直すことにしました。
「今日は本当に予定通りにいかない日だな……」と、少し怖くなるほどの空振りっぷりです。
仕切り直しまでの時間は、街をぶらぶらと散歩して過ごしました。
見上げるほどの圧倒的な圧迫感を持つ山々を眺めていると、かつて訪れた東欧モンテネグロの町並みが懐かしく思い出されました。
夜の温泉リベンジ!バニョスの湯で限界まで温まる
そして待ちに待った夜。再び温泉へと足を運びました。
昼間とは打って変わって、湯船には昨日よりもはるかに熱いお湯がなみなみと溜まっています!
さっそくお湯に浸かると、これがもうめちゃくちゃ熱い!
10分も経たないうちに体が悲鳴を上げ、あわててプールとぬるま湯で体を冷やします。そして、再び熱い湯船へ。今度は5分もしないうちに限界が来て、立ち上がった瞬間に目の前がクラッとするような、体が浮き上がる錯覚(立ち眩み)を起こしました。
「温泉に長く入れない!」
旅の疲れを取るはずが、熱さとの格闘でまさに体力勝負。もっとタフになりたい、打たれ強くなりたいと心から思いました(笑)。
バニョス温泉の至福の温冷交代浴
- 熱い湯船: 足の芯からじわじわと温まる圧倒的な熱さ
- 冷水プール: 肌に電流が流れるようなピリッとした痺れと快感
隣国ペルーの温泉は時間制限がありましたが、エクアドルは時間の縛りがなく、思う存分温泉を満喫できます。
これまで忙しい旅の中で忘れかけていた「温泉の快楽」を、南米の地で久しぶりに思い出すことができました。
温泉帰りにまさかのハプニング!そして絶品グルメ
1時間半ほど温泉に浸かり、全身ピカピカ・お肌もツルツルになった僕。
最高の気分で宿への帰路についていたのですが、最後の最後でやってしまいました……。
「グニュッ……」
なんと、履いていたクロックスの中に泥のようなものが侵入してきたのです。ついてないなぁ、とガッカリしながら触って匂いを嗅いでみると、なぜか甘い香りが。
正体は、泥ではなく誰かが落とした「チョコレート」でした!
宿に戻って水で洗ったものの、その見た目はどう見てもアレにしか見えず、なんとも情けない気持ちになりました(笑)。
でも、落ち込んでばかりはいられません。温泉の後に食べたお楽しみのグルメがこちらです!
温泉の売店と屋台で買ったこれらの食べ物、どちらも程よくしょっぱい味付けで、とても珍しくて美味しかったです!
ハプニングだらけの1日でしたが、終わり良ければすべて良し。バニョスの温泉と美味しいB級グルメに心も体も満たされた、忘れられない1日となりました。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
バニョス(バーニョス)の概要
バニョス(正式名:バーニョス・デ・アグア・サンタ)は、エクアドル中央部、トゥングラウア火山の麓に位置する国内有数の温泉保全街です。豊かな自然に囲まれ、温泉や滝巡り、キャニオニングなどのアクティビティが楽しめます。

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