山の中の山!パタゴニアの聖地フィッツロイを拝みにエルチャルテンへ!
どうも、ハイドです!
アルゼンチンの大自然を巡る旅もいよいよ佳境。今日は、旅人の間で「パタゴニアの最終ポイント」とも囁かれる絶景の町、エルチャルテンを目指します!
2月24日の朝、エルカラファテを7時に出発するバスに飛び乗りました。
窓の外には、これぞパタゴニア!と言わんばかりの抜けるような青空と、地平線まで続く一本道。何もない、ただ広いだけの景色の中を疾走する時間は、バス移動が好きになるほど最高に贅沢なひとときでした。
道中に見かけた看板すら、なんだか無性にカッコよく見えてきます。
エルカラファテからエルチャルテンへの移動と役立つ旅情報
今回の移動はTAQSA社のバスを利用。チケットは前々日に確保しておきました。
ここで気になる料金や移動のポイントをまとめておきます!
- バス運賃:350ペソ(約2,800円)※当時のレート。割引交渉は撃沈!
- 移動時間:約3時間
- 注意点:ここからさらに北のバリローチェまで行こうとすると、バス代が2万円近く跳ね上がるという噂!
パタゴニアの物価、恐るべし……。浪費のストレスで持病が悪化しそうなので、僕のパタゴニアの旅はここエルチャルテンをゴールに設定しました(笑)。
エルチャルテンに到着後、まずは宿の確保です。目星をつけていたバスターミナルからわずか300メートルの好立地宿「Arco iris」へ。
16人ドミトリーでしたが、無事にベッドをゲット!一泊180ペソ(約1,300円)と、パタゴニアにしては良心的な価格でした。
ただ、この街はとにかくWi-Fiが微弱。そしてスーパーの物価も高い!
早々に帰りの航空券と空港行きのバスを確保し、準備万端でメインイベントの観光へ繰り出します。
初心者にもおすすめ!カプリ湖を目指すトレッキングコース
エルチャルテンは、チリとの国境にまたがる名峰「フィッツロイ」を望む拠点となる町です。
フィッツロイといえば、漢字の「山」という字をそのまま形にしたような、まさに「山の中の山」!
本格的な登山は無理でも、多くのトレッカーが目指すのは、その雄姿を拝める見晴らし台です。
登山口に着いたのは13時過ぎ。管理事務所でレンジャーのおじさんからレクチャーを受けました。
【登山のルールと心得】
- ゴミは絶対持ち帰り!
- 野犬を見かけたら、驚かせて町の方へ追い返してね(笑)。
- トイレはキャンプ場を利用すること。
- 湧き水は飲めるけど、水場で用を足すのは厳禁!
おじさんの「カプリ湖まで行って帰ってくるといいよ」というアドバイスに従い、片道4キロ、約90分のトレッキングを開始しました。
道中は、木漏れ日が差し込む緑豊かな森を歩きます。
かと思えば、突然視界が開けて美しい渓谷が現れたりと、変化に富んだ道のりで飽きさせません。
ついにご対面!モンサンミッシェルのような孤高の峰フィッツロイ
そして……カプリ湖近くの見晴らし台にたどり着いたその瞬間!
目の前に現れた、晴天に映えるフィッツロイの姿を見た時は、本当に鳥肌が立ちました。

山というより、なんだか海の上に浮かぶモンサンミッシェルのような、あるいは孤高の古城のような……。そんな圧倒的なシルエットと美しさに言葉を失います。
カプリ湖のほとりで汲んだ水は、驚くほど冷たくて澄んだ味。
周りはカップルやグループばかりで、一人旅の僕は少し寂しさを感じましたが、持参した白ワインをちびちび飲むと、その寂しさも心地よい酔いへと変わっていきました。大自然の中で飲むワイン、最高すぎる!
絶景の代償?山登り嫌いが直面した地獄の復路
しかし、幸せな時間はここまででした。
帰り道を歩き出した途端、体に異変が。足が……重すぎる!
地面に根を張る性格の悪い(?)木の根っこに何度もつまづき、上がらなくなった足で大きな石を蹴っ飛ばし、足場の悪いところでグネッと足を挫く始末。
そうだった、僕はもともと「山登りが大の苦手」な人間だったことを思い出しました……。
非バリアフリーな山道は、僕にとってはもはや修行を通り越して地獄。重心を崩さないように踏ん張るせいで、足はパンパン。追い打ちをかけるように靴ずれまで発生!
精神をすり減らし、痛みに耐えながら、なんとか往復8キロのトレッキングを完遂しました。
下山したときにはもうヘトヘトです。
あー疲れた!やっぱり山は危ない(笑)。
絶景は素晴らしかったけど、僕にはやっぱり海の方が合ってるのかな……なんて思いながら、パタゴニアの夜は更けていくのでした。
最後まで読んでくれてありがとう!
フィッツロイの概要
アルゼンチンとチリの国境に位置する標高3,405mの名峰。鋭く切り立った岩壁が特徴で、パタゴニアの象徴的存在です。周囲は世界遺産ロス・グラシアレス国立公園に指定され、世界中の登山家や観光客を魅了し続けています。




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