ヨーロッパの隠れ沈没地!ウクライナの物価が安すぎて沈没確定した話
「ウクライナに行く」って言うと、たいていの旅人には驚かれる。だって、外務省のホームページを見れば、地図は真っ黄色。「渡航の延期をお勧めします」なんて警告がデカデカと出ているからね。
でも、道中で運良くウクライナ帰りの旅人に出会っちゃったんだ。「あそこ、物価が信じられないくらい安いよ」なんて聞かされたら、バックパッカーとして行かない理由がないでしょ?そんなわけで、今回は未知の国ウクライナに足を踏み入れた時のリアルをお届けするよ!
1泊360円の衝撃!リヴィウで味わう「タイ超え」の物価安
2月5日の早朝、バスはリヴィウ駅に滑り込んだ。中心地へは6番のトラムで行けるらしいんだけど、当時の僕はそんなこと露知らず。重いバックパックを背負って、40〜50分かけて歩いてようやく予約していた安宿にたどり着いた。
そこで衝撃の事実が発覚。
- 宿泊費:1泊 約360円
- タバコ:1箱 約50円〜
これ、ヤバくない?タイの100バーツ宿(約350〜400円)すら超えてくる安さ。ウクライナ、物価安すぎ!この瞬間に「あ、ここ長く滞在しちゃうな」って確信したんだ。
美食の宝庫!リヴィウでの贅沢すぎる引きこもり生活
リヴィウの街並みは驚くほど綺麗で、どのレストランに入っても安くて本当に美味しいんだ。毎日が美食フェス状態。居心地が良すぎて、気づけば3泊もしてしまったよ。
さらに、念願だった新しい靴もゲット!約5000円でしっかりした厚底タイプを選んだ。実は今回の旅を始めてから、これがなんと7足目の靴。足に何か呪いでもかかってるのかってくらいのハイペースで履き替えてる気がする(笑)。
毎日ひたすら歩き回るから、どうしても靴が傷んじゃうんだよね。足を引きずって歩く癖、いつになったら治るのかな……。
天国から地獄へ?「南京虫」との遭遇と国際交流
居心地が良すぎて、普段はあんまり連絡を取らない地元の友達にLINEして「ここ最高!」なんてはしゃいでた。でも、2日目以降、事態は一変する。
……痒い。めちゃくちゃ痒い!
ついに出ちゃったんだ。「ヤツ」が。そう、バックパッカーの天敵、南京虫(トコジラミ)だ!
シーツは客が変わるたびに替えてるみたいだけど、マットレスについていた古い血痕がずっと気になってたんだよね。予感は的中。速攻でホットシャワーを浴びて、熱で消毒を試みたけど、もう手遅れ。マットレスの中に潜む南京虫の巣窟には抗えなかった。
そんな過酷な環境(笑)の中でも、旅の出会いはある。ロシア、ウクライナ、ポーランドの酔っ払い軍団に絡まれたり、同い年のロシア人青年イーグルと仲良くなったり。南京虫さえいなければ、本当に完璧な滞在だったのに!
黒海の街オデッサへ!寝台列車の旅と美しすぎる海
次の目的地は、港町オデッサ。移動手段はもちろん鉄道。驚くべきはその運賃だ。
- 移動時間:約8時間(寝台列車)
- 料金:190グリブナ(約980円!)
1000円以下で寝台列車に乗れちゃうなんて、もう感覚がおかしくなりそう。オデッサに到着して198番のバスに乗り、黒海を見に行ってみると、そこには想像を絶する景色が広がっていた。
「黒海」なんて名前だから暗い色を想像してたけど、実際は全然黒くない!むしろ澄み渡っていてキラキラ輝いている。ふと、ひと月前にトルコのイスタンブールで食べたサバサンドを思い出した。あのガラタ橋から、この黒海まで繋がっているんだと思うと、地形の不思議さと旅の広がりを感じてグッとくるものがある。
危険な予感と次なる国モルドバへの決断
オデッサからわずか200キロ先には、紛争が続くクリミア半島がある。かつて会社を辞める時に会った、世界史マニアの先輩が熱心に話していた場所だ。「面白そうだけど、今は間違いなく危ない」。そう自分に言い聞かせて、興味をグッとこらえた。
時は経ち2022年2月24日、ウクライナ戦争が始まってしまった。
次の目的地はルーマニアのブカレスト。でも、オデッサから直行便はないようで、モルドバのキシナウを経由するしかない。なぜか昔からモルドバには「嫌な予感」がしていたんだけど、避けては通れない道だ。
意を決して、約1500円のキシナウ行きチケットを購入。6時間かけて、何度も停車するノロノロ運転の電車に揺られた。
ウクライナは英語が通じなくて苦労も多いけど、圧倒的な物価の安さと、何もないからこそ生まれる居心地の良さがある。東欧の深い魅力に、すっかりやられてしまった旅だった。
リヴィウ(Lviv)の概要
ウクライナ西部の文化都市で、中世の街並みが残る歴史地区は世界遺産に登録されています。「リトル・パリ」と称されるほど美しく、数多くのカフェやレストランが立ち並び、極めて安い物価でヨーロッパの情緒を楽しめる旅人に人気のスポットです。

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