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エジプト・カイロの迷宮!ハン・ハリーリへのバス旅と客引きムスリムとの攻防戦

2015年8月31日月曜日

アフリカ エジプト 世界一周

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エジプト・カイロの迷宮!ハン・ハリーリへのバス旅と客引きムスリムとの攻防戦

どうも、ハイドです!
カレンダーを見ると、今日は8月31日。気がつけばバックパッカーとして日本を飛び出してから、もう8ヶ月もの月日が流れていました。

旅を続けていると、五感が研ぎ澄まされていくのを感じます。このまま経験を積んでいけば、そのうち飛んでいるハエを素手で叩き落とせるくらい、超人的な能力が身についちゃうんじゃないか……なんて本気で思ったりして(笑)。ハエタタキ成功。バスケットはできないけどスラムダンク的なスキルが身につきつつある。


エジプト・カイロの街並みで旅の洗練を感じる瞬間

カイロ観光の難所?ローカルバスを乗り継いでハン・ハリーリへ

さて、今日の目的地はカイロのイスラム地区にある巨大なショッピングストリート、「ハン・ハリーリ(Khan el-Khalili)」。エジプトらしいお土産や雑貨がひしめく、旅人なら絶対外せないスポットです。

ところが、ここへ辿り着くまでがとにかく大変だった……!
地図を見ても位置関係がさっぱり。とりあえずバス停へ向かい、近くにいたエジプト人に道を聞いてみることに。

「ハン・ハリーリに行きたいんだけど?」
「あそこはタクシーでしか行けないよ。バスはないね」

……そんなはずはない。持っているガイドブックや文献には、はっきりとバスで行けると書いてある。
「嘘だろ……」と思いつつも、エジプトの強烈な暑さと情報の交錯に、一瞬で心が折れそうになりました。「もういいや、居心地のいい宿に帰って寝たい……」そんな後ろ向きな気分が頭をよぎります。

でも、ここで引き下がったら負け!
「あのタクシー運転手、きっと客を乗せたくて嘘をついたに違いない。あるいは、究極のドSか知ったかぶりだ!」と心の中で毒づき(笑)、他の親切そうな人に聞き込みを開始。すると、ようやくハン・ハリーリ近くを通るバスの番号を教えてもらえました。

迷走するバスルートと親切なムスリムのおばちゃん

やっとの思いで乗り込んだ1台目のバス。しかし、なぜかバスはどんどんカイロの中心部から離れていくではありませんか!
「おいおい、ハン・ハリーリに行くんじゃなかったのか!?」とスタッフに詰め寄るも、英語が全く通じない!アラビア語の弾丸トークに圧倒され、泣きそうになりながら降ろされました。

でも、捨てる神あれば拾う神あり。
別のスタッフに誘導されて乗った2台目のバスは、見覚えのあるカイロの方角へ。さらに、一緒に乗り合わせた地元のお客さんたちがガヤガヤと相談を始めてくれて、最終的にはムスリムのおばちゃんが「ついてきなさい」と先導してくれたんです。

【ハン・ハリーリへの過酷な道のりまとめ】

  • 1台目:逆方向へ連れて行かれ、言葉の壁に絶望する。
  • 2台目:カイロ中心部へ戻り、地元の人たちの優しさに触れる。
  • 3台目:おばちゃんの先導で、ついに目的地付近へ。

「モスキー(モスク)」という言葉を合図にバスを降りると、そこは人、人、人で埋め尽くされた熱気ムンムンのエリア。ついに、戦いの地(?)ハン・ハリーリに到着です!

自称ガイドのムスリム登場!エジプト国旗を探せ

僕の旅の恒例行事は、訪れた国の「国旗」を集めること。ここエジプトでも、かっこいい三色旗を手に入れるために歩き出しました。
すると、即座に「コンニチハ!」と声をかけてくる男が一人。彼の名前はムスリム(名前からして直球!)。

「日本語は3語しか喋れないよ。何を探してるんだ?案内してやるよ」

いや、一人で探したいんだけど……。そんな拒否反応もお構いなしに、彼はぴったりと横を歩き続けます。 「俺には子供が二人いるんだ」という、エジプトの客引きのテンプレートのような決まり文句を繰り出すムスリム。怪しさ満点ですが、背に腹は代えられないので、とりあえず旗がありそうなお店を案内してもらうことに。

「友達だろ?」チップをめぐる激しい攻防戦

数軒回ってもお目当ての旗は見つかりません。しびれを切らしたムスリムが「旗はないね、俺の店に寄っていけよ」と自分のホームグラウンドへ誘導しようとした瞬間、僕は別の方向へ舵を切りました。

「案内ありがとう、じゃあね!」

しかし、ここからがエジプト商人の本領発揮。 「おい!時間をたっぷり使ったんだぞ、チップ(小銭)をよこせ!」と態度が豹変。

僕の反撃:
「さっき、君は俺のことを『友達(Friend)』って言ったよね?友達ならお金は払わない。それが友情だろ!」

ムスリムの言い分:
「ノー・フレンド!これは仕事(Work)だ!」

……清々しいほどの手のひら返し(笑)。
日本人は押しに弱いと思われている節がありますが、ここで折れてはいけません。最後まで「NO」を貫き通し、なんとか彼を撒くことに成功しました。結局、近くの裁縫用品店で無事にお目当ての国旗をゲット!

カイロで見上げた月と、アフリカの夜に響くギター

散々苦労してバスを乗り継ぎ、客引きと戦った一日。でも、帰り道に気づいたんです。ハン・ハリーリから宿までは、たった1.5キロしか離れていなかったことに。
歩いて帰る道すがら、自分の頭の中にあった断片的な地図がガチッと繋がっていく感覚。これこそが旅の醍醐味ですよね。


エジプトの夜空に浮かぶカニのような模様の月

宿に戻る前に居酒屋(といってもエジプトでは貴重!)でビールを購入。飲酒が厳格に禁止されている宿の雰囲気を感じながら、部屋でこっそりと冷えたビールを喉に流し込みました。
ふと窓の外を見上げると、そこには日本と同じ月が夜空を照らしていました。

【エジプトで気づいた月の不思議】

  • 日本とエジプトは約9,300キロも離れている。
  • 日本で見る月は「顔」のように見えるけれど、エジプトの月は「カニ」のような模様に見えた。
  • 地球も月も、自転のスピードは同じ。でも見る場所が変われば、その表情も変わる。

旅に出て8ヶ月。今、僕はアフリカ大陸に立っている。
これから西へ進んでいくにつれて、月の模様はまた変わっていくんだろうか。新月じゃなくてよかった。こんなに綺麗な月を見ながら、これからの旅路に思いを馳せます。

なんだか、自分自身が少しだけ「洗練」されたような、不思議に心地よい夜。
宿の片隅にあったギターを手に取り、ジャカジャカとかき鳴らしてみる。Gコードの響きが、いつもより何倍もかっこよく、カイロの夜に溶けていきました。


読んでくれてありがとう


ハン・ハリーリの概要

エジプト・カイロ旧市街(イスラーム地区)に位置する、14世紀から続く中東最大級のバザールです。迷路のような路地にスパイス、貴金属、ランプ、民族衣装などの店が密集し、観光客と地元客の熱気で常に溢れています。

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海外未経験で世界一周へ。
家族の反対を押し切り、右も左もわからぬまま飛び出したあの日。 「いつか」を待たずに旅に出たからこそ見えた景色があります。 準備不足でも、反対されても、夢を叶えたい人へ贈る旅ブログ。

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