インド・ハンピで南京虫の洗礼!レンタルバイクで絶景とカオスを巡る旅
どうも、ハイドです!
6月23日、インドのハンピよりお届けします。今日は朝から、いや、昨夜からとんでもない事件が起きていました。旅人なら誰もが恐れる「アイツ」の登場です……。
【閲覧注意】ハンピの安宿で南京虫(ベッドバグ)の猛攻に遭う
この宿、マジでヤバい!南京虫が出ました。
朝起きたら、もうやたらと体が痒い。足、お尻、腕、首……鏡を見て絶望。おそらく30箇所くらいはやられたと思います。
南京虫に噛まれると、蚊とは比較にならないほど強烈に痒いんですよね。旅人の間では「この痒さは2、3日、下手したら1週間は続く」なんて言い伝えがあるほど。居ても立ってもいられず、ベッドのシーツをひっぺ返してみました。
シーツをどけると、そこには数箇所の血痕が……。僕だけじゃなく、これまでに泊まった多くの旅人たちが犠牲になってきた証拠です。ふと顔を上げると、壁をよじよじと移動している犯人を発見!
「この野郎!!」
怒りを込めて一撃。黒い液体を吹き出してペシャンコになりました。
一匹仕留めたところで、体中の痒みが消えるわけではありません。ノミやダニも混じっているのか、全身がムズムズして、眠りにつくまでにかなりの時間を要しました。ハンピの宿選び、皆さんは本当に気をつけてくださいね。
ハンピの川を渡り、レンタルバイクでいざ対岸へ!
痒みでどんよりした朝でしたが、遅めの朝ごはんを食べて気合を入れ直します。
今日は、リクシャーのおっちゃんが力説していた「川の向こう側」を探索してみることにしました。のんびりサイクリングでもしようかなと、まずは船で対岸へ向かいます。
船代は10ルピー。ネットで調べていた情報より高い……。インドもインフレの波が来ているのか、あるいはオフシーズンの割増料金なのか。ふと船の上を見ると、昨日11円(5ルピー)あげたインド人の「ギリ」が働いていました!
漁師だと思ってたら、船の雑務が仕事だったのね。「17時までに戻ってこいよ、それが終便だ」と教えてくれたギリ。聞けば、1日中船の番をして日給200ルピー(約400円)らしい。もしこれが本当なら、インドの生活は相当に厳しいなと改めて実感しました。
レンタルサイクルのつもりが、まさかのノーヘルバイク旅
対岸に着くと、速攻で客引きに囲まれます。「自転車を借りたい」と言うと、「そんなもん無いよ、バイクにしろ!」と一蹴。嘘だろと思いつつ路地を確認すると……本当にバイクしか見当たらない。
僕は左半身に少し不自由があるのでバイクは避けたかったのですが、彼らは「試しに乗ってみろよ!」と強引。石がゴロゴロ埋まったガタガタ道で試乗させられました。国際免許の有無を聞かれたので「宿にある(本当は持ってない)」と答えると、「ならいいよ!」と適当な返事。これぞインドクオリティ(笑)。
- レンタル料金:100ルピー(150から値切り成功!)
- ガソリン代:1リットル100ルピー(最初から入れとけよ!)
- コンディション:スピードメーター不動、クラクションは蚊の鳴くような音
「コケて傷つけたら修理代払えよ!」という脅しを背に、ビビりながら出発しました。道端の牛の糞を踏みつぶし、時には足で蹴っ飛ばしながら、スリル満点のツーリングが始まりました。
アニマルテンプル(ハヌマーン寺院)の絶景に感動!
舗装路に出て肩の力が抜けたところで、5キロ先にある「アニマルテンプル(ハヌマーン寺院)」を目指します。途中で木陰に寝ていたインド人に謎の方向へ誘導され、行き止まりの岩場に迷い込むという「インドあるある」も体験しつつ、なんとか到着しました。
アニマルテンプルは岩山の頂上にあります。さあ、登山開始です!
階段を横切る水道管や、なぜか漂う異臭……。登るにつれて分かったのですが、犯人はゴミと大量の「猿」でした。インドの聖地には動物とゴミがセットなのはお決まりですね。
約20分かけて登りきった頂上からの景色は……まさに絶景!

どこまでも広がる石の山。巨大な集積場のような、宇宙のどこかの惑星のような、不思議な光景が広がっていました。強風に煽られながら岩の上に立つスリルが、絶景をより際立たせてくれます。
インドの洗礼は続く?物乞いと「ギチギチ」の哲学
山を降りてバイクを走らせていると、今度はインドの社会的な側面に直面します。
道を聞けば「10ルピーちょうだい」と言ってくる小学生くらいの子供。まだ言葉もろくに話せないのに、手を差し出して物乞いの仕草をする幼児。これには胸が締め付けられましたが、安易に渡すわけにはいきません。
そんな重い気持ちを吹き飛ばしたのは、帰り際の船の上での会話でした。
またしても登場したギリが、なぜか自分の「性事情」を赤裸々に語り始めたのです。
「俺は毎日『ギチギチ』してるんだぜ!」
ギチギチ……? 最初は戸惑いましたが、周りのインド人たちの下品な笑い声で察しました。そう、セックスのことです。彼は過去に出会った日本人女性との「ギチギチ」体験を自慢げに語り、周りのインド人たちはそれを楽しそうに聞いています。
「インド人はギチギチが大好きなんだ。良い子ぶってるハイドの方がクレイジーだぜ!」なんて言われる始末。インド人の性へのオープンすぎる(?)価値観に、ただただ圧倒されました。
ハンピでの再会と、ラリってる(?)日本人女性との遭遇
町に戻り、以前カニャクマーリーで同室だった韓国人の友人・ギョバンと再会しました。彼と一緒に、寝転がれるリラックスしたレストランへ。
そこで、インドで初めて日本人の女性バックパッカーに出会いました。彼女は2週間もハンピに滞在しているらしく、現地のスタッフとも超フレンドリー。
というか、スタッフ一人ひとりに「マツジュン」「大野くん」と嵐のメンバーの名前をつけて呼んでいました(全く似てない)。
最後に全員と熱いハグをしてゴアへと旅立っていった彼女。その独特なテンションに「……ラリってる?」と感じてしまいましたが、あれも一つの旅の形なのかもしれません。名もなきお姉さん、どうか無事で!
結局、ギョバンと二人でピザを頬張りながら、韓国の暮らしや日本の食事、そして「焼肉食いてぇ!」という切実な願いを語り合いました。異国の地で気心の知れた友人と過ごす時間は、南京虫の痒みも、インド人のカオスな話も忘れさせてくれる、一番の癒やしでした。

ハンピ、本当に濃い場所です。また明日も、何かが起きそうな予感!
読んでくれてありがとう!
ハンピ(Hampi)の概要
インド南部カルナータカ州に位置する世界遺産。14世紀から16世紀に栄えたヴィジャヤナガル王国の首都跡で、荒涼とした大地に数多くの寺院や宮殿跡、そして巨大な岩が転がる独特の景観が世界中の旅人を魅了しています。






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