世界一周のリアルを具体的に発信する個人ブログ。実際に訪れた国と都市の体験記を掲載しています。

コスタリカの奇跡「アリバダ」を求めて!オスティオナルへのバス乗り換え&ヒッチハイク攻略記

2016年9月11日日曜日

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コスタリカの奇跡・アリバダを求めて!サンタエレナからオスティオナルへの大移動&バス情報まとめ

どうも、ハイドです!
2016年8月30日、世界一周56カ国目となるコスタリカで、一生忘れられない光景に出会ってきました。

目的地は、ウミガメの集団産卵「アリバダ」で有名な、辺境の地オスティオナル
サンタエレナで幻の鳥・ケツァールに振られてしまった僕ですが、今回のウミガメ運は最強でした!数百、数千というカメが浜を埋め尽くす神秘的な体験……その前に立ちはだかる「バス4本乗り継ぎ」という過酷な移動劇からお話ししますね。

朝6時、パンより安いビスケットを握りしめて出発!

旅の朝は早い。宿泊していた宿は朝食無料だったけれど、朝6時の始発バスに乗るためには背に腹は代えられません。
「朝ごはん、食べたかったなぁ……」という未練を断ち切り、パンより安かった1袋のビスケットを牛乳で流し込み、いざ出発!

目的地までは計4本のバスを乗り継ぐ予定。時刻も場所も不確定な中南米のバス旅、不安がないと言えば嘘になりますが、「まぁ、なんとかなるでしょ!」と自分に言い聞かせます。

バスが山道を登り始めると、車窓からは息を呑むような絶景が!
ここは「霧雲林」と呼ばれるエリアですが、この日の朝は見事な快晴。約30キロ先にある海岸線が、朝日を浴びてキラキラと輝いていました。幸先のいいスタートです!


コスタリカ・サンタエレナの霧雲林から眺める美しい海岸線の景色

幹線道路で途方に暮れる……そんな僕を救った「Pura Vida」な出会い

順調だったのはここまで。運転手に言われるがまま幹線道路の道端で降ろされたものの、待てど暮らせど次のバスが来ません。
猛スピードで車が駆け抜ける横で、事故の光景を目の当たりにし、旅の厳しさと「今、生きていること」のありがたさを痛感しました。

そんな時、一台の車がスッと停まりました。
「どこまで行くんだい?」と声をかけてくれたのは、地元のガリーさん。

ヒッチハイクをしてるわけではなかったけど、大きなバックパックが目立ったのでしょうか、行き先を告げると同じ方向でした、彼の穏やかな表情に直感が働きました。「この人は信じられる」。
結果、リベリアの街まで約80キロもの距離をヒッチハイクさせてくれることになったんです!


コスタリカでヒッチハイクさせてくれた親切なガリーさんと筆者の記念写真

車内では、コスタリカの高い税金事情や日本のこと、お互いの仕事の話で大盛り上がり。拙いスペイン語でも、心が通じ合う瞬間が一番楽しいんですよね。
彼が教えてくれた「Pura Vida(プラ・ヴィダ)」という言葉。直訳すれば「純粋な人生」ですが、コスタリカの人々にとっては「最高!」「なんとかなるさ」という深い意味を持つ魔法の言葉です。
ガリーさん、本当にありがとう!おかげでリベリアのバスターミナルへ無事到着できました。

ついに最果ての地、オスティオナルへ!

標高が下がるにつれ、中米特有のまとわりつくような熱気が体を襲います。
リベリア、サンタクルスとバスを乗り継ぎ、意識が朦朧とする中、ようやくたどり着いたオスティオナルは……驚くほど「何にもない」海辺の集落でした。


コスタリカの辺境の地、オスティオナルののどかな風景

今夜の宿は「Cabinas Ostional」。2泊分14,000コロンを支払い、ようやく重いバックパックを下ろします。
Wi-Fiはあるけれどキッチンがない……。外食は1食600円もするので、節約派の僕は無味の袋ラーメン(乾麺)をかじって腹を満たすという、なんともひもじい夕食でアリバダを待ちます(笑)。

下弦の月の夜、ウミガメの生命力に圧倒される

なぜここまで苦労してここへ来たのか。それは、ウミガメの産卵は「下弦の月」の時期に集中するからです。
今月は26日がピーク。今日は少し過ぎてしまっていますが、チャンスはまだあるはず!

夕暮れ時、下見がてらビーチを歩いてみると、そこには人工的なゴミ一つない、手付かずの自然が広がっていました。


漂流物が流れ着くオスティオナルの美しいビーチ
砂浜に残された無数のウミガメの卵の殻

砂浜をよく見ると、あちこちにカメが這った跡や、卵の殻が。そして川を越えた先……ついに見つけました!


川を越えた先の砂浜に現れたウミガメ
砂浜で一生懸命に穴を掘るウミガメの姿

まだ明るい時間なのに、一生懸命に砂を掘り、手足をバタつかせているウミガメ。その姿は愛らしくもあり、種を存続させようとする執念のような強さも感じられます。
集団で産卵することで、外敵から卵が全滅するのを防ぐという彼らの知恵。個ではなく「種」を残すための戦略に、ただただ圧倒されるばかりです。


オスティオナルのビーチに沈む幻想的な夕日

不思議なことに、曇り空だったのに夕暮れだけは燃えるようなオレンジ色に。これは夜のアリバダ本番への吉兆かもしれません!


値切って購入したコスタリカの軽食エンパナーダ

【必見】サンタエレナからオスティオナルへのバス移動ルートまとめ

これからアリバダを目指す旅人のために、今回の移動データをまとめました。コスタリカのバス旅は忍耐が必要ですが、その先には最高の感動が待っていますよ!

  • 区間1:サンタエレナ(Santa Elena) ~ サルディナル(Sardinal)
    • 料金:1,185コロン
    • 出発:06:00 / 到着:07:50(路上で下車)
  • 区間2:サルディナル ~ リベリア(Liberia)
    • バス待ち:50分待っても来ず(今回はヒッチハイクを利用)
    • 所要時間:約1時間(08:40発 ~ 09:50着)
  • 区間3:リベリア ~ サンタクルス(Santa Cruz)
    • 料金:940コロン
    • 時間:10:00発 ~ 11:30着
  • 区間4:サンタクルス ~ オスティオナル(Ostional)
    • 料金:2,645コロン
    • 時間:12:30発(1日3便:04:00 / 12:30 / 16:00)
    • 所要時間:約2時間
    • 注意!:サンタクルスには2つターミナルがあります。オスティオナル行きは「Terminal Santa Cruz」から出発します。

夜になり、激しい雨が屋根を叩き始めました。満潮の深夜0時、雨は止んでくれるのか?
アリバダ本番の様子は、次回の記事でたっぷりお届けします。お楽しみに!

最後まで読んでくれてありがとう!Pura Vida!

オスティオナルの概要

コスタリカのグアナカステ州にあるオスティオナルは、世界でも数少ないウミガメの集団産卵「アリバダ」が観測できる国立野生生物保護区です。下弦の月の時期に数千匹のヒメウミガメが上陸する神秘的な光景が見られます。

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海外未経験で世界一周へ。
家族の反対を押し切り、右も左もわからぬまま飛び出したあの日。 「いつか」を待たずに旅に出たからこそ見えた景色があります。 準備不足でも、反対されても、夢を叶えたい人へ贈る旅ブログ。

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