どうも、ハイドです!
2016年7月27日、ついに南米旅の難所とも言える54カ国目、ベネズエラへの国境越えに挑みました。
朝7時にアラームをセットしたんだけど、どうにも体が重くて……。いつもなら6時間も寝ればスッキリするのに、この日はついつい二度寝。やっぱり、これから始まる「緊張の移動」を体が察知していたのかもしれません(笑)。
急いでパッキングを済ませ、買っておいたパンを口に放り込んで宿を出発!バスターミナルの前から路線バス(1,600ペソ)に飛び乗り、まずは国境の街サンアントニオを目指します。
コロンビア出国!徒歩で渡る「誰もいない」国境の謎
まずはコロンビア側の出国審査。ここは驚くほどスムーズで、無事に出国スタンプをゲット!そこからトボトボと歩いて国境の橋を渡ります。ベネズエラ側に到着すると、まずはX線の荷物検査。ここまでは良かったんだけど、ここからがベネズエラクオリティの始まりでした。
なんと、あるはずのイミグレ(入国審査所)がどこにも見当たらないんです!
ネットで調べても場所がハッキリしないし、今、僕は「どこの国にも属していない」真っ白な状態。なんで国境のすぐそばにイミグレがないんだよ!と心の中でツッコミつつ、地元の人に聞き込みをしてなんとか場所を特定しました。
途中で見かけたセブンイレブンは、棚にほとんど商品がない衝撃の光景。これが経済危機のリアルか……と圧倒されながらも、GPSを頼りに進みます。
絶望の入国審査:やる気ゼロの審査官たち
やっと見つけたイミグレ(座標:7.814475, -72.443922)。
向かいの売店で入国用紙(50ボリバル)を買い、列に並びます。前に8人しかいないのに、これが全然進まない!中の様子を覗いてみると、もうカオスでした。
- スマホゲームをしながら、めんどくさそうに用紙の書き方を教える奴
- 窓口に座っているのに、後ろを向いてテレビに夢中な奴
- 別室にこもって、たまに様子を見に来るだけで何もしない奴
結局、まともに動いているのは1人だけ。1人に10分以上かけてる計算で、ようやく自分の番が来た時には審査官が女性に交代していました。特に質問もなくスタンプをポン!これでついに54カ国目、ベネズエラ入国成功です!
最大のピンチ!汚職警官との遭遇と「iPhoneの奇跡」
入国後、サンクリストバル行きのバスを探していると、ついに「彼ら」に呼び止められました。警察官です。心臓が止まるかと思いました。
ベネズエラの警官は、荷物検査と称して外貨(ドルなど)を強奪することで有名。ブログや噂で「公的な強盗」だと散々聞いていたので、生きた心地がしませんでした。しかし、今回は運良くスタンプの確認とサブバッグの軽いチェックだけで解放!本当に助かった……。
そこから路線バスでサンアントニオのターミナルへ移動し、サンクリストバル行きのバスに乗車(220ボリバル)。ここで気づいたのですが、時計が1時間進んでいました。iPhoneが勝手に時差を修正していたようです。Wi-Fiなしで時差を捉えるなんて、iPhone優秀すぎるだろ!
資源大国の恩恵?激安バスで学生の街メリダへ
14:30にサンクリストバルへ到着。ここでも警官に目を付けられないよう、目をカッと見開いて「アジア人観光客オーラ」を消しながら、即座にメリダ行きのバスに飛び乗りました。
メリダまでは5時間半の長旅ですが、運賃はなんと1,100ボリバル。当時のレートで約115円!ガソリンが水より安い資源大国ならではの価格破壊です。
極寒の車内と、まさかの無料移動
車内は「嫌がらせか!」と思うほど冷房がガンガン。乗客がみんな厚着をしている理由が分かりました。僕はTシャツ1枚でしたが、バックパックを抱きしめてなんとか暖を取り、泥のように眠りました。
さらに驚いたことに、結局最後まで運賃を回収に来なかったので、実質タダで移動できてしまいました。ラッキーすぎる!
メリダに着いたのは夜の20:50。夜のベネズエラはさすがに怖いので、タクシーを拾って宿へ。タクシー代は800ボリバル(約80円)。強盗の不安もありましたが、無事に目的地に到着できました。
緊張の連続だったけど、終わってみればベネズエラの人たちは親切だったし、なんとかなるものですね。読んでくれてありがとう!
メリダ(ベネズエラ)の概要
ベネズエラ北西部アンデス山脈の麓に位置する、標高約1,600mの都市。国内最古のアンデス大学を擁する学術都市として知られ、若者が多く活気に満ちている。世界最長のロープウェイや美しい山岳風景が観光の目玉だが、近年の治安情勢には十分な注意が必要。

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