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【ヨルダン】ペトラ遺跡を歩き倒す2日目!酷暑のトレッキングと砂漠の洗礼

2015年8月20日木曜日

ヨルダン 世界一周 中東

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【ヨルダン】ペトラ遺跡を歩き倒す2日目!酷暑のトレッキングと砂漠の洗礼

どうも、ハイドです!
世界一周の旅の中でも、特に「ドM」なハードモードを楽しんでいる僕ですが、今日はヨルダン・ペトラ遺跡散策の2日目の様子をお届けします。

ペトラ遺跡の入り口で意気込む筆者

8月19日。連日の猛暑が続くヨルダン・ペトラ。
正直、昨日の疲れはガッツリ残っています。でも、それ以上に「もっとこの目で見たい!」という好奇心が勝ってしまうのが旅人の性。朝から気合を入れて出発です!

ペトラ散策2日目の準備と出発!「シーク」へ再訪

まずは腹ごしらえ。1ディナール(約175円)もする高級カップ麺でお腹を満たします。砂漠価格、恐るべし。
昨日学んだのは「水と食料の重要性」。今日は準備万端なので、ちょっとしたピクニック気分で歩けそうです。
ホテルの送迎バスでエントランスまで楽々移動し、再びチケットを握りしめてゲートをくぐりました。

道中は、旅仲間のユー君と一緒に。彼は過去に2度ほどゲイに襲われそうになった(?)という、なんとも数奇な経験の持ち主。そんなパンチの効いた昔話を聞きながら、青空の下を歩いていると、あっという間にあの大好きな場所へたどり着きました。

何度見ても圧倒される巨大な岩の裂け目「シーク」

ペトラ遺跡のハイライトの一つ、切り立った崖に挟まれた一本道「シーク」。

高くそびえ立つシークの岩壁





シークの隙間から差し込む光

相変わらずデカい!そして最高に涼しい!
見上げるほどの巨岩が複雑に組み合わさっているおかげで、道には常に心地よい日陰ができています。
この「シーク」を歩いている時のワクワク感は、何度体験しても色褪せません。

シークを抜ける瞬間の高揚感

そして……ついにその時が来ます。
崖の隙間から、突如として姿を現す「エル・ハズネ(宝物殿)」。

美しすぎるエル・ハズネ!そして過酷な「犠牲祭殿」への登山

「うわっ、出た!」と思わず声が漏れました。まだ心の準備ができていないのに、この登場の仕方はカッコよすぎます。
まさにインディ・ジョーンズの世界そのもの。一気に心拍数が跳ね上がります。

崖の向こうに見えるエル・ハズネ


精巧に彫られたエル・ハズネの全貌


エル・ハズネの前で記念撮影


太陽に照らされる宝物殿の彫刻

ここでユー君と別れ、僕はさらに奥深く、人気の少ない山道へと足を進めました。
容赦なく照りつける太陽、眩しすぎる青空。景色は最高に綺麗だけど、暑さはもはや暴力レベル。汗が止まりません。

生贄の儀式が行われた?神秘の「犠牲祭殿」へ

急な坂道を登り続け、ようやくたどり着いたのが「犠牲祭殿」です。

犠牲祭殿へと続く険しい階段

2000年以上前、ここでは神への生贄として何かが捧げられていたのでしょうか。
そんなストイックで少し恐ろしい文化が、かつてここに実在していた……。
ふと「ハラキリ」という言葉を思い出しました。日本も数百年前までは切腹という独自のストイックな文化があったわけで、形は違えど人間が持つ「信仰」や「覚悟」の歴史を感じずにはいられません。

犠牲祭殿からの壮大な眺め



ペトラの山々に点在する遺跡群


岩を削って作られた住居跡


静寂に包まれた遺跡の風景


どこまでも続く赤茶色の岩山


トレッキングコースの終点付近

限界突破の代償!体に現れた異常と砂漠の厳しさ

誰もいない静かな遺跡を歩き続け、ようやくトレッキング終了!
しかし、ここからの帰り道が本当の地獄でした。炎天下の中、数キロの道のりを歩ききり、16時に宿へ帰還。

帰り際、通りすがりの子供に「Fuck you!!」と暴言を吐かれました。
こっちは暑さで頭も体も限界。怒りで一瞬近づきましたが、ガキは走って逃走。追いかける体力なんて1ミリも残っていません。
「ペトラの人間、腐ってやがる……!」と毒づきながら、なんとか宿にたどり着きました。

身体が悲鳴を上げる!過酷な運動のサイン

宿に入った瞬間、異変が起きました。
右手が、左の指が、そして足までもが次々に「つり」始めたのです。全身の筋肉がビンビンに張って、まともに動けません。
つる指を庇いながらPCで調べると、原因は明らかでした。

  • 急激な運動不足からの過負荷
  • 血液中のミネラル(電解質)不足
  • 急激な温度変化によるダメージ

……全部当てはまってる!
さらには口内炎もでき、日焼けもひどい。完全に体を酷使しすぎてしまいました。
でも、この2日間を歩き通したという圧倒的な達成感。砂漠での水の尊さ、そして過酷な環境で生きる人々の荒々しさ。それらすべてを肌で感じられたのは、何物にも代えがたい経験でした。

旅の終わりに。砂漠の夜空に誓うこと

少し眠ると、体調もだいぶ回復してきました。

夕日に染まるペトラの街並み

空が赤く染まり、少し涼しくなった頃。再びユー君を誘って街へ。運よく安くて美味しいサンドイッチ屋を見つけることができ、ささやかな晩餐を楽しみました。

今夜の寝床は、宿で一番涼しい「屋上」。
寝転がって見上げる夜空には、満天の星と時折流れる星。旅の話に花を咲かせながら、不意にこみ上げてくる感情がありました。

「ああ、旅に出て本当によかった。」

あのまま地味に働き続けていたら、こんな景色も、こんな過酷な痛みも、この感動も知らなかったはず。世界一周を始めて、正解だったと確信した夜でした。
体調は万全じゃないけれど、失った体力より得たものの方がずっと大きい。
明日はどんな出会いが待っているだろうか。

ペトラ遺跡の概要

ヨルダン南部にあるペトラ遺跡は、紀元前4世紀頃からナバテア人によって築かれた岩郭都市です。砂岩を彫り抜いた巨大な宝物殿「エル・ハズネ」や、断崖に囲まれた通路「シーク」など、神秘的な景観で知られる世界遺産です。

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海外未経験で世界一周へ。
家族の反対を押し切り、右も左もわからぬまま飛び出したあの日。 「いつか」を待たずに旅に出たからこそ見えた景色があります。 準備不足でも、反対されても、夢を叶えたい人へ贈る旅ブログ。

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