アヤワスカ2回目体験記|プカルパで向き合った“内なる闇”
5月12日 夜。ペルー・プカルパのサンフランシスコ村。
2回目のセレモニーを前に、自分の頭の中はひどく荒れていた。
テーマは「お金」と「家族」。そして、ずっと蓋をしてきた過去だった。
セレモニー前に押し寄せた現実のストレス
海外に出る前の準備不足で、日本の口座状況を確認できず、家族経由で知らされた残高。
- 14万円の用途不明の出費
- 4万円の市県民税
- 自動車税47,000円の引き落とし
納得できないまま、説明もされない。信頼していた分だけ、裏切られた感覚が強く残った。
さらに過去を辿ると、10歳の頃の頭部損傷の記憶。原因は暴行だったが、責任は自分に押し付けられた。
「自分は悪だ」という思い込みが、深く根を張っていた。
そのままの状態で、セレモニーに入ることになる。
アヤワスカ摂取|苦味と直感
21時45分、黒い液体を一気に飲み干す。
すぐに強烈な苦味と吐き気。粉っぽい液体が喉に絡みつく。
「今日は吐く」──そんな直感があった。
体験のポイント
- 摂取後20〜30分で効果が出る
- 精神状態が強く影響する
- 身体反応(嘔吐)は一般的
嘔吐と浄化|身体が勝手に動く
突然、胃が震え出し、桶へ。
激しい嘔吐。音も見た目も強烈だったが、不思議と達成感があった。
吐けば吐くほど、体の中の“何か”が出ていく感覚。
やがて、自分の左腕が勝手に動き始める。
- 腕が蛇のように見える
- 意思とは無関係に動く
- 体全体が波打つように動く
完全にコントロール不能。しかし恐怖よりも「面白さ」が勝っていた。
幻覚と死のビジョン
目を閉じると現れたのは、死のイメージ。
- ドクロのような存在
- 墓守のような人物
- 自分が閉じ込められる感覚
体が腐り、骨になるまでの過程を“体験”した。
その中で感じたのは、強烈な後悔。
「もっと幸せになりたかった」
その一言に尽きる。
もう一人の自分との対話
体験の中で、自分の中に“もう一人”が現れた。
その存在はこう囁く。
- もっと限界まで行け
- 危険な方が面白い
- どうせ忘れるから問題ない
一方で理性はブレーキをかけようとする。
この「自制心 vs 欲求」の戦いが、今回の核心だった。
現地で感じた人の優しさ
混乱の中、周囲の人が声をかけてくれる。
シャーマンの弟子や仲間の存在が、現実へ引き戻してくれた。
人の声が聞こえるだけで、安心感があった。
体験を通して感じたこと
今回のセレモニーは、前回とは全く違った。
- 視覚的な幻覚よりも身体的な異変が強い
- 内面の問題がそのまま表出する
- 自制心の重要性を痛感する
そして気づいたこと。
これは“娯楽”ではなく、“向き合うための儀式”だということ。
アヤワスカ体験の注意点
- 精神状態が悪いとバッドトリップのリスクが高い
- 身体への負担(嘔吐・下痢)は大きい
- 信頼できる環境とガイドが必須
※本記事は特定の薬物使用を推奨するものではありません。
現地の法律と日本の法律は異なります。行動は自己責任で判断してください。
まとめ|極限状態で見えた“自分”
苦しさと快感、恐怖と興奮が入り混じる体験。
今回感じたのは、「自分はまだ壊れていない」ということ。
ギリギリの中でも、自制心は残っていた。
それだけが、唯一の救いだった。
プカルパ・サンフランシスコ村の概要
ペルー・アマゾン地域にある村で、伝統医療としてアヤワスカ儀式が行われる。自然に囲まれた静かな環境で、精神的な内省を目的とした滞在が可能。

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